中小企業診断士 経済学・経済政策 応用編(11〜15問)|需要供給・余剰・弾力性

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問11:消費者余剰の変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:他の条件が一定で価格が下落すると、消費者余剰は増加する
  • B:消費者余剰は、供給曲線と価格線に囲まれた面積として表される
  • C:価格が上昇しても、消費者余剰は変化しない
  • D:消費者余剰は、消費者が実際に支払った総額に等しい
  • E:需要曲線が垂直(完全に非弾力的)のとき、価格が下落しても消費者余剰は変化しない
【第11問:正解と解説】

正解:A

・A
適切。他の条件が一定で価格が下落すると、需要曲線と価格線に囲まれる面積が拡大し消費者余剰は増加する。

・B
不適切。消費者余剰は需要曲線と価格線に囲まれた面積であり、供給曲線と価格線に囲まれる面積は生産者余剰である。

・C
不適切。価格が上昇すると消費者余剰は減少するため、変化しないとする記述は誤りである。

・D
不適切。消費者余剰は支払ってもよい額と実際の支払額の差であり、実際に支払った総額に等しいとする記述は誤りである。

・E
不適切。需要曲線が垂直でも価格下落は同じ数量に対する支払いを減らし消費者余剰を増やすため、変化しないとする記述は誤りである。


問12:価格の下限規制(下限価格・最低価格)の余剰分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:均衡価格より低い水準に下限価格を設定すると、超過供給が生じる
  • B:均衡価格より高い水準に下限価格を設定すると、供給量が需要量を上回り超過供給(売れ残り)が生じ、取引量の減少により死荷重が発生する
  • C:下限価格を均衡価格より高く設定すると、超過需要(品不足)が生じる
  • D:下限価格の設定は、常に総余剰を増加させる
  • E:均衡価格より高い下限価格は拘束力を持たず、市場に影響しない
【第12問:正解と解説】

正解:B

・A
不適切。均衡価格より低い下限価格は拘束力を持たず超過供給を生じないため、記述は誤りである。

・B
適切。均衡より高い下限価格では供給量が需要量を上回り超過供給(売れ残り)が生じ、取引量の減少により死荷重が発生する。

・C
不適切。均衡より高い下限価格では超過供給が生じるのであり、超過需要(品不足)とする記述は誤りである。

・D
不適切。下限価格の設定は取引量を減らし死荷重を生むため、常に総余剰を増加させるとする記述は誤りである。

・E
不適切。均衡価格より高い下限価格は拘束力を持ち超過供給を生じさせるため、影響しないとする記述は誤りである。


問13:需要の価格弾力性の大きさを左右する要因に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:代替財が多い財ほど、需要の価格弾力性は小さくなる
  • B:生活必需品ほど、需要の価格弾力性は大きくなる
  • C:代替財が多い財や、支出に占める割合が大きい財、調整期間が長い場合ほど、需要の価格弾力性は大きくなる傾向がある
  • D:観察する期間が長いほど、需要の価格弾力性は小さくなる
  • E:需要の価格弾力性は財の性質にかかわらず一定である
【第13問:正解と解説】

正解:C

・A
不適切。代替財が多いほど価格変化に対して他財へ移りやすく需要の価格弾力性は大きくなるため、小さくなるとする記述は誤りである。

・B
不適切。生活必需品は価格が変わっても消費量を変えにくく需要の価格弾力性は小さくなるため、大きくなるとする記述は誤りである。

・C
適切。代替財が多い財、支出割合の大きい財、調整期間が長い場合ほど需要の価格弾力性は大きくなる傾向がある。

・D
不適切。観察期間が長いほど代替や調整が進み需要の価格弾力性は大きくなるため、小さくなるとする記述は誤りである。

・E
不適切。需要の価格弾力性は財の性質や状況によって異なるため、一定とする記述は誤りである。


問14:くもの巣理論(動学的な価格調整)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:くもの巣理論は、需要と供給が同時に瞬時に調整される静学的な均衡を説明する
  • B:くもの巣理論では、供給の価格弾力性が需要の価格弾力性より小さいほど価格は発散する
  • C:くもの巣理論では、需要曲線と供給曲線の傾きや弾力性の相対関係にかかわらず、価格は必ず均衡価格へ収束する
  • D:くもの巣理論は、農産物など供給に時間差(前期の価格に基づく今期の生産)がある市場で価格が振動する現象を説明する
  • E:くもの巣理論において、価格の変動は必ず一定の振幅で永遠に持続する
【第14問:正解と解説】

正解:D

・A
不適切。くもの巣理論は前期の価格に基づく今期の供給という時間差を扱う動学的分析であり、瞬時調整の静学均衡ではない。

・B
不適切。くもの巣理論では供給曲線の傾きが需要曲線より急(供給弾力性が需要弾力性より小さい)なほど価格は収束するため、発散するとする記述は誤りである。

・C
不適切。くもの巣理論では、価格変動が収束するか発散するかは需要曲線と供給曲線の傾き・弾力性の相対関係に依存するため、常に収束するとはいえない。

・D
適切。くもの巣理論は、農産物など前期の価格に基づいて今期の生産が決まる時間差のある市場で価格が振動する現象を説明する。

・E
不適切。くもの巣理論では傾きの関係により価格は収束・発散・一定振幅のいずれにもなりうるため、必ず一定振幅で持続するとする記述は誤りである。


問15:ある財の需要曲線が Qd=100−2P、供給曲線が Qs=−20+P(Pは価格、Qは数量)で与えられているとき、均衡価格と均衡取引量の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

  • A:価格50、数量30
  • B:価格20、数量60
  • C:価格60、数量40
  • D:価格30、数量50
  • E:価格40、数量20
【第15問:正解と解説】

正解:E

・A
不適切。連立方程式の解として代入すると需給が一致せず、均衡とはならない。

・B
不適切。供給曲線を満たさない組み合わせであり、均衡とはならない。

・C
不適切。需要曲線を満たさない組み合わせであり、均衡とはならない。

・D
不適切。需給いずれも満たさない組み合わせであり、均衡とはならない。

・E
適切。100−2P=−20+P より 120=3P、P=40。数量は−20+40=20となり、需給が一致する。


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