問16:シングルループ/ダブルループ学習に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a シングルループ学習は、既存の枠組みの中で誤差を修正する学習である。
b ダブルループ学習は、前提や目標そのものを見直す学習である。
c 環境が大きく変化する状況では、ダブルループ学習の重要性が高まる。
d ダブルループ学習は、既存の前提を一切問い直さずに手段だけを微調整する学習である。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:正 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第16問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】
シングルループ/ダブルループ学習(アージリス)
【考え方】
アージリスのシングルループ学習は既存前提のもとでの誤差修正、ダブルループ学習は前提・目標自体の見直し。変化の激しい環境ではダブルループが重要。前提を問い直さず手段のみ微調整するのはシングルループであり、ダブルループの説明としては誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:H30,問11
問17:学習する組織に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a センゲは、学習する組織の要素として自己マスタリーやシステム思考などを挙げた。
b メンタルモデルの自覚と共有ビジョンは、組織学習を支える要素とされる。
c チーム学習は、対話を通じて集団としての学習能力を高める。
d 学習する組織の考え方では、部分最適の追求こそが全体の学習を最大化するとされる。
〔解答群〕
- A:ア a:正 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:誤 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】
学習する組織(センゲの5つのディシプリン)
【考え方】
センゲは自己マスタリー・メンタルモデル・共有ビジョン・チーム学習・システム思考の5つを挙げた。とくにシステム思考は全体のつながりを捉える中核で、部分最適の追求は全体を損なうことがある。部分最適が全体学習を最大化するとするのはシステム思考と矛盾し誤り。
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・B
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問18:暗黙知と形式知に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 暗黙知は、経験や勘のように言語化・伝達が難しい知識である。
b 形式知は、文章・図表・数式などで表現・共有しやすい知識である。
c ポランニーは、人は語れる以上のことを知っているとして暗黙知の概念を提示した。
d 暗黙知は容易に文書化でき、形式知は言語化が難しいとされる。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第18問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】
暗黙知と形式知(ポランニー)
【考え方】
暗黙知は経験・勘など言語化困難な知識、形式知は文章・数式等で共有しやすい知識。ポランニーは暗黙知の存在を指摘した。暗黙知が容易に文書化でき形式知が言語化困難というのは両者の性質を取り違えており誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問19:知識創造と場に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a SECIモデルでは、共同化・表出化・連結化・内面化のスパイラルで知識が創造される。
b 野中らは、知識創造が生起する共有された文脈を「場(ば)」と呼んだ。
c 表出化は暗黙知を形式知へ、内面化は形式知を暗黙知へと変換する局面である。
d SECIモデルでは、知識変換は一度きりで、循環(スパイラル)は生じないとされる。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第19問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】
組織的知識創造(SECIモデルと場)
【考え方】
SECIモデルは共同化(暗黙→暗黙)・表出化(暗黙→形式)・連結化(形式→形式)・内面化(形式→暗黙)の螺旋で知識を創造し、これを支える文脈が「場」。変換はスパイラルとして循環的に進むため、一度きりで循環しないとするのは誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・C
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:R1,問11
問20:組織のアンラーニングに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a アンラーニング(学習棄却)とは、有効性を失った既存の知識やルーティンを意図的に捨てることをいう。
b 環境が大きく変わると、過去の成功を支えた知識が足かせになることがある。
c アンラーニングは、新しい学習を受け入れる余地をつくる点で組織変革と親和的である。
d アンラーニングとは、既存知識を保持したまま新しい知識を追加するだけの活動である。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:正
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:誤
【第20問:正解と解説】
正解:E
・A
【論点】
組織のアンラーニング(学習棄却)
【考え方】
アンラーニングは、陳腐化した知識・ルーティンを意図的に捨てること。過去の成功が足かせになる状況で必要となり、新たな学習の余地をつくる点で変革と親和的。既存知識を保持したまま追加するだけとするのは、棄却という核心を欠き誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
関連過去問:基礎知識
