問6:購買方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:単一購買は、供給リスクの分散や価格競争の面で有利になりやすい。
- B:複数購買は、調達先を複数に分散し供給リスク分散や価格競争で有利になりやすい。
- C:単一購買は、取引先のトラブルが自社の生産停止につながるリスクはない。
- D:購買先の選定では、価格のみを基準とし品質や納期は考慮しない。
【第6問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】購買方式(複数購買・単一購買)【考え方】複数購買は調達先を分散し供給リスク分散や価格競争で有利になる。単一購買は取引先との関係強化や品質・納期管理で有利だが、取引先トラブルが生産停止につながるリスクがある。選定では品質・納期・技術力・財務も評価する。【選択肢解説】供給リスク分散や価格競争で有利なのは複数購買であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】複数購買が供給リスク分散等で有利という説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】単一購買には取引先トラブルによる生産停止リスクがあるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】購買先選定では価格以外の要素も評価するため、正しくない。
関連過去問:R2,問8
問7:ある部品の需要変動と調達条件が下記のとおりである。安全在庫として、最も適切なものはどれか。
資料:安全係数 2.0/需要の1日あたり標準偏差 10個/調達リードタイム 4日
- A:80個
- B:20個
- C:40個
- D:200個
【第7問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】安全在庫の計算【考え方】安全在庫=安全係数×需要の標準偏差×√調達リードタイムで求める。2.0×10×√4=2.0×10×2=40個となる。リードタイムは平方根で効く点に注意する。【選択肢解説】リードタイムを平方根にせずそのまま乗じており、正しくない。
・B
【選択肢解説】リードタイムを考慮しておらず、正しくない。
・C
【選択肢解説】2.0×10×√4=40個であり正しい。
・D
【選択肢解説】標準偏差やリードタイムの扱いを誤っており、正しくない。
関連過去問:R5,問8
問8:MRP(資材所要量計画)とBOM(部品表)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:MRPが対象とする部品の需要は、他品目と独立した独立需要である。
- B:BOMは、最終製品の販売予測を品目別に示した需要予測表である。
- C:MRPは基準生産計画のみを用い、在庫情報やリードタイムは用いない。
- D:最終製品の需要は独立需要、部品や材料の需要は従属需要と整理できる。
【第8問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】MRPとBOM(従属需要)【考え方】最終製品の需要は独立需要、部品や材料の需要は従属需要である。MRPは基準生産計画(MPS)・部品表(BOM)・在庫情報を用いて従属需要品の必要量と時期を計算し、調達リードタイムを考慮して発注時期を決める。【選択肢解説】MRP対象部品の需要は従属需要であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】BOMは需要予測表ではなく構成表であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】MRPは在庫情報やリードタイムも用いるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】最終製品が独立需要、部品が従属需要という説明であり正しい。
関連過去問:R4,問8
問9:4品目の単価と年間使用量が下記のとおりである。ABC分析で年間使用金額が最大となり、A品目に分類されやすい品目として、最も適切なものはどれか。
資料:品目W 単価100円・使用量300個/品目X 単価500円・使用量200個/品目Y 単価50円・使用量400個/品目Z 単価1,000円・使用量20個
- A:品目X
- B:品目W
- C:品目Y
- D:品目Z
【第9問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】ABC分析(年間使用金額)【考え方】年間使用金額は単価×年間使用量で求める。W=100×300=30,000円、X=500×200=100,000円、Y=50×400=20,000円、Z=1,000×20=20,000円。最大は品目Xで、金額の大きい品目を重点管理する。【選択肢解説】年間使用金額100,000円で最大となる品目Xであり正しい。
・B
【選択肢解説】使用金額は30,000円でXより小さいため、正しくない。
・C
【選択肢解説】使用量は多いが単価が低く金額は小さいため、正しくない。
・D
【選択肢解説】単価は高いが使用量が少なく金額は小さいため、正しくない。
関連過去問:R3,問8
問10:経済的発注量(EOQ)の性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:発注量を増やすほど、年間の発注回数と平均在庫量はともに増加する。
- B:EOQは、発注費用と在庫保管費用の合計が最小となる発注量である。
- C:在庫保管費が高いほど、EOQは大きくなりやすい。
- D:EOQは、需要や調達リードタイムが大きく変動する前提で用いる基本モデルである。
【第10問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】EOQの性質【考え方】EOQは1回あたり発注費用と在庫保管費用の合計を最小にする発注量。発注量を増やすと発注回数は減るが平均在庫は増える。保管費が高いほどEOQは小さく、発注費が高いほど大きくなる。需要とリードタイムが安定した前提のモデルである。【選択肢解説】発注量を増やすと発注回数は減るため、正しくない。
・B
【選択肢解説】発注費と保管費の合計を最小化する発注量という説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】保管費が高いほどEOQは小さくなるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】EOQは需要とリードタイムが安定した前提のモデルであるため、正しくない。
関連過去問:R5,問8

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