問31:内部債権に対する貸倒引当金は、企業集団全体では外部への回収不能リスクを生むか。
- A:原則として生まない
- B:必ず生む
- C:金額を2倍にして計上する
【第31問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。集団内部の債権は集団外部への回収不能リスクを生まないため、貸倒引当金は原則不要となる。【試験対策】内部債権消去に伴い調整する。
・B:内部債権は集団外部へのリスクを生まないため、「必ず生む」は誤り。
・C:内部債権の貸倒引当金は不要方向で調整するため、2倍計上は誤り。
関連過去問:R7,問10/H30,問4
問32:企業集団内部の取引で生じたが、外部にはまだ実現していない利益を何というか。
- A:未実現利益
- B:のれん
- C:評価差額
【第32問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。集団内取引で生じ外部に実現していない利益が未実現利益である。【試験対策】期末在庫に含まれる分を消去する。
・B:のれんは投資額が持分相当純資産を上回る差額を表す資産である。
・C:評価差額は子会社資産の時価評価で生じる帳簿価額との差である。
関連過去問:H30,問4/R5,問4
問33:原価100の商品を親会社が子会社へ120で販売し、期末に全て集団内に残っている場合、消去する未実現利益はいくらか。
- A:120
- B:20
- C:100
【第33問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:120は販売価格そのもので、利益部分ではない。
・B:正解はBです。未実現利益=販売価格-原価=120-100=20。【試験対策】外部未販売分の内部利益を消去する。
・C:100は原価そのもので、未実現利益ではない。
関連過去問:H30,問4
問34:親会社から子会社への販売取引で生じた未実現利益は、連結上どう消去するか。
- A:消去しない
- B:持分比率で按分して消去する
- C:全額消去する
【第34問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:未実現利益は外部未実現なので、消去しないのは誤り。
・B:全額消去するのがダウンストリームで、按分するのはアップストリームである。
・C:正解はCです。ダウンストリームの未実現利益は全額消去する。【試験対策】アップストリームは親会社と非支配株主に按分する。
関連過去問:H30,問4/H24,問5
問35:子会社から親会社へ販売した商品の未実現利益100、非支配株主持分比率20%のとき、非支配株主が負担する消去額はいくらか。
- A:80
- B:20
- C:100
【第35問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:80は親会社が負担する部分である。
・B:正解はBです。非支配株主負担=未実現利益×非支配持分比率=100×0.2=20。【試験対策】アップストリームは親会社と非支配株主に按分。
・C:100は未実現利益全体で、按分していない。
関連過去問:H30,問4

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