中小企業診断士 財務・会計 試験想定編(11〜15問)|証券投資・ポートフォリオ

【本問題についてのご注意】
オリジナル演習問題です(実際の過去問ではありません)。生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。公式テキスト・過去問と併用してください。
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問11:ポートフォリオのリスクに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:システマティック・リスク(市場リスク)は、分散投資によって消去することができる。
  • B:十分に分散投資を行えば、ポートフォリオの総リスクをゼロにすることができる。
  • C:非システマティック・リスク(個別リスク)は、分散投資によって低減することができる。
  • D:ベータ値は、非システマティック・リスクの大きさを表す尺度である。
【第11問:正解と解説】

正解:C

・A
【選択肢解説】システマティック・リスクは市場全体の変動に起因するリスクであり、分散投資によっても消去できない。

・B
【選択肢解説】分散投資で低減できるのは個別リスクのみであり、市場リスクが残るため総リスクはゼロにならない。

・C
【論点】システマティック・リスクと非システマティック・リスクの区別と分散投資の効果。【考え方】個別企業に固有の要因によるリスク(非システマティック・リスク)は、銘柄数を増やした分散投資により互いに相殺されて低減する。一方、市場全体に共通するリスクは残存する。【選択肢解説】正しい。

・D
【選択肢解説】ベータ値は市場全体の変動に対する感応度、すなわちシステマティック・リスクの尺度である。

関連過去問:R2,問20/H28,問20


問12:2つの資産からなるポートフォリオのリスク低減効果に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:相関係数が+1のとき、分散投資によるリスク低減効果は最大となる。
  • B:相関係数は、-2から+2までの値をとる。
  • C:相関係数が0のとき、リスク低減効果は生じない。
  • D:相関係数が-1のとき、適切な投資比率によりポートフォリオのリスクをゼロにすることが可能である。
【第12問:正解と解説】

正解:D

・A
【選択肢解説】相関係数が+1のときはリスク低減効果が働かず、ポートフォリオの標準偏差は単純加重平均となる。低減効果が最大となるのは-1のときである。

・B
【選択肢解説】相関係数は-1から+1までの値をとる。

・C
【選択肢解説】相関係数が+1未満であればリスク低減効果は生じる。相関係数0でも低減効果はある。

・D
【論点】相関係数とポートフォリオのリスク低減効果の関係。【考え方】相関係数が小さいほどリスク低減効果は大きく、完全な負の相関(-1)の場合には、2資産の値動きが正反対となるため、投資比率を標準偏差の逆数に比例させることでリスク(標準偏差)をゼロにする組合せが理論上存在する。【選択肢解説】正しい。

関連過去問:R4,問19/H30,問21


問13:効率的フロンティア(効率的ポートフォリオ)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:効率的フロンティアとは、同じリスク水準のもとで期待収益率が最大となるポートフォリオの集合である。
  • B:危険資産のみの世界では、すべての投資家が効率的フロンティア上の同一のポートフォリオを選択する。
  • C:リスク回避的な投資家は、期待収益率が同じであればリスクの大きいポートフォリオを選好する。
  • D:効率的フロンティアの下方に位置するポートフォリオが、最も望ましい投資対象である。
【第13問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】効率的フロンティアの定義。【考え方】投資機会集合のうち、同一のリスク(標準偏差)のもとで期待収益率が最大(同一の期待収益率のもとでリスクが最小)となるポートフォリオの集合を効率的フロンティアという。合理的な投資家は効率的フロンティア上のポートフォリオから、自らのリスク選好(無差別曲線)に応じて選択する。【選択肢解説】正しい。

・B
【選択肢解説】危険資産のみの世界では、投資家のリスク選好により効率的フロンティア上の異なる点が選択される。全員が同一の危険資産ポートフォリオ(接点ポートフォリオ)を選ぶのは安全資産が導入された場合(分離定理)である。

・C
【選択肢解説】リスク回避的投資家は、期待収益率が同じであればリスクの小さい方を選好する。

・D
【選択肢解説】効率的フロンティアの下方(内側)のポートフォリオは、同じリスクでより高い収益率のポートフォリオが存在するため非効率である。

関連過去問:R3,問20/H29,問21


問14:CAPMおよび証券市場線(SML)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:証券市場線(SML)の横軸には、収益率の標準偏差をとる。
  • B:ベータ値が1の証券の期待収益率は、市場ポートフォリオの期待収益率に等しい。
  • C:ベータ値が負となる証券は、理論上存在し得ない。
  • D:証券市場線より上方に位置する証券は、割高であると判断される。
【第14問:正解と解説】

正解:B

・A
【選択肢解説】SMLの横軸はベータ値である。標準偏差を横軸にとるのは資本市場線(CML)である。

・B
【論点】CAPM・証券市場線の性質。【考え方】CAPMでは期待収益率=安全利子率+β×市場リスクプレミアムであり、β=1を代入すると市場ポートフォリオの期待収益率そのものとなる。【選択肢解説】正しい。

・C
【選択肢解説】市場と逆方向に動く傾向のある資産(一部の金など)はベータが負となりうる。理論上も存在しうる。

・D
【選択肢解説】SMLより上方の証券は、リスクに見合う理論値以上の期待収益率を持つため「割安」と判断される。

関連過去問:R5,問20/H28,問21


問15:資本市場線(CML)と証券市場線(SML)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:資本市場線(CML)の横軸には、ベータ値をとる。
  • B:証券市場線(SML)は、効率的ポートフォリオのみを対象とする。
  • C:資本市場線(CML)は、安全資産と市場ポートフォリオの組合せからなる効率的ポートフォリオについて、総リスク(標準偏差)と期待収益率の関係を示す。
  • D:資本市場線(CML)上のポートフォリオには、安全資産は含まれない。
【第15問:正解と解説】

正解:C

・A
【選択肢解説】CMLの横軸は標準偏差(総リスク)である。ベータ値を横軸にとるのはSMLである。

・B
【選択肢解説】SMLは効率的か否かを問わず、個別証券を含むすべての資産の均衡期待収益率とベータの関係を示す。

・C
【論点】CMLとSMLの違い(対象とリスク尺度)。【考え方】CMLは安全資産と市場ポートフォリオを組み合わせた効率的ポートフォリオについて、標準偏差と期待収益率の関係を示す直線である。一方SMLは、すべての証券・ポートフォリオについて、ベータと期待収益率の均衡関係を示す。【選択肢解説】正しい。

・D
【選択肢解説】CML上のポートフォリオは安全資産と市場ポートフォリオの組合せであり、(市場ポートフォリオ自体を除き)安全資産を含む。

関連過去問:R6,問20/R1,問21


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