財務・会計 ⑤初級編_CVP分析_11問〜15問

問11:変動費率が上がると、限界利益率はどうなるか。

  • A:上がる
  • B:下がる
  • C:変わらない
  • D:2倍になる
  • E:ゼロになる
【第11問:正解と解説】

正解:Option_B
【解説】
・A:限界利益率=1-変動費率であるため変動費率が上がれば限界利益率は上がらず下がるため不適切。
・B:限界利益率=1-変動費率の関係から変動費率が上昇すると限界利益率は低下するため適切。
・C:変動費率と限界利益率は1-変動費率=限界利益率の関係にあるため変動費率が変われば限界利益率も変化するため不適切。
・D:2倍になるとは限らず計算式による結果次第であるため不適切。
・E:変動費率が100%にならない限りゼロにはならないため不適切。


問12:安全余裕率の計算式として適切なものはどれか。

  • A:(実際の売上高 – 損益分岐点売上高)÷ 実際の売上高
  • B:損益分岐点売上高 ÷ 実際の売上高
  • C:(実際の売上高 + 損益分岐点売上高)÷ 実際の売上高
  • D:実際の売上高 ÷ 固定費
  • E:限界利益 ÷ 固定費
【第12問:正解と解説】

正解:Option_A
【解説】
・A:安全余裕率=(実際の売上高-損益分岐点売上高)÷実際の売上高の定義式であり適切。
・B:これは損益分岐点比率(安全余裕率の補数)の式であるため不適切。
・C:分子が足し算になっており安全余裕率の定義と異なるため不適切。
・D:固定費との比率は安全余裕率の定義ではないため不適切。
・E:限界利益÷固定費は損益分岐点の別の見方であるが安全余裕率の式ではないため不適切。


問13:安全余裕率が高いとはどういう状態か。

  • A:倒産リスクが高い
  • B:利益が全く出ていない
  • C:倒産リスクが低い(余裕がある)
  • D:固定費が過大である
  • E:損益分岐点に売上が近い
【第13問:正解と解説】

正解:Option_C
【解説】
・A:安全余裕率が高い場合は倒産リスクが低いため逆の説明であるため不適切。
・B:安全余裕率が高い場合は利益が十分出ている状態であるため不適切。
・C:安全余裕率が高いことは実際売上高が損益分岐点売上高を大きく上回っており黒字幅が大きく安全性が高い状態を意味するため適切。
・D:固定費の大小は安全余裕率の水準と直接連動しないため不適切。
・E:損益分岐点から遠い(余裕がある)状態であり近いとは逆であるため不適切。


問14:販売価格を上げると、損益分岐点売上高はどうなるか。

  • A:上がる
  • B:変わらない
  • C:下がる
  • D:ゼロになる
  • E:不変である
【第14問:正解と解説】

正解:Option_C
【解説】
・A:販売価格の上昇は限界利益率を改善させBEPを下げるため逆の説明であり不適切。
・B:販売価格が変わればBEPも変化するため不適切。
・C:販売価格を上げると単位あたりの限界利益が増加し限界利益率が向上するためBEP(固定費÷限界利益率)の分母が大きくなりBEPが下がるため適切。
・D:固定費がある限りBEPはゼロにならないため不適切。
・E:変わらないとゼロにならないは同義であり選択肢として重複しているが販売価格変化でBEPは変わるため不適切。


問15:損益分岐点図表において、固定費の線はどのような形か。

  • A:右上がりの線
  • B:右下がりの線
  • C:横(水平)の線
  • D:垂直の線
  • E:曲線
【第15問:正解と解説】

正解:Option_C
【解説】
・A:右上がりは変動費や総費用の線の形であり固定費の線ではないため不適切。
・B:右下がりの線は固定費の性質を表していないため不適切。
・C:固定費は生産量・売上高の増減に関わらず一定額発生するため損益分岐点図表では水平線として描かれるため適切。
・D:垂直線は損益分岐点売上高そのものを示す線であり固定費の線ではないため不適切。
・E:固定費は一定額のため曲線にはならないため不適切。


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