重要度:A 論点:ケインズ型消費関数
問1:消費が独立消費と、所得に比例する誘発消費から成るとする消費関数を何というか。
- A:ケインズ型消費関数(C=C0+cY)。C0が独立消費、cが限界消費性向である。
- B:ライフサイクル消費関数。C0が生涯所得、cが割引率である。
- C:恒常所得消費関数。C0が恒常所得、cが一時所得の係数である。
【第1問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。独立消費+誘発消費の形はケインズ型消費関数である。【試験対策】C=C0+cY。C0=独立消費、c=限界消費性向。恒常所得仮説等と混同しない。
・B:ライフサイクル仮説は生涯所得を平準化する仮説で、当期所得に比例する消費関数ではない。
・C:恒常所得仮説は消費が恒常所得で決まるとする別の仮説で、C=C0+cYの形式ではない。
関連過去問:R6,問5
重要度:A 論点:限界消費性向
問2:所得が1単位増えたときに消費が増える割合を何というか。
- A:限界貯蓄性向(MPS)。所得が1単位増えたときに消費が増える割合である。
- B:平均消費性向(APC)。所得に占める消費の割合で、消費関数の傾きにあたる。
- C:限界消費性向(MPC)。消費関数の傾きにあたり0
【第2問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:限界貯蓄性向は追加所得のうち貯蓄に回る割合で、消費が増える割合ではない。
・B:平均消費性向は所得に占める消費の割合(C/Y)で、傾きを表す限界消費性向とは異なる。
・C:正解はCです。追加所得に対する消費の増分割合が限界消費性向である。【試験対策】限界消費性向=傾き、平均消費性向=C/Y。混同しない。
関連過去問:R6,問5/R4,問5
重要度:A 論点:平均消費性向
問3:所得に占める消費の割合と、ケインズ型消費関数における所得増加時の変化として正しいものはどれか。
- A:限界消費性向(MPC)。独立消費があるため所得が増えると上昇していく。
- B:平均消費性向(APC=C/Y)。独立消費があるため所得が増えると平均消費性向は低下していく。
- C:平均消費性向(APC=C/Y)。独立消費があるため所得が増えると上昇していく。
【第3問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:限界消費性向は傾きで一定であり、所得に占める消費割合(APC)ではない。
・B:正解はBです。平均消費性向はC/Yで、所得増とともに低下する。【試験対策】独立消費があるためAPCは逓減。上昇とする誤答に注意。
・C:独立消費の効果が薄まるため、所得増とともにAPCは低下する。上昇は誤り。
関連過去問:R6,問5
重要度:A 論点:限界消費性向と限界貯蓄性向
問4:限界消費性向と限界貯蓄性向の関係を表す式として正しいものはどれか。
- A:限界消費性向×限界貯蓄性向=1。両者の積が1になる。
- B:限界消費性向+限界貯蓄性向=1。増えた所得は消費か貯蓄に回るため合計は1になる。
- C:限界消費性向−限界貯蓄性向=1。両者の差が1になる。
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:両者は積が1になるのではなく、和が1になる関係である。
・B:正解はBです。MPC+MPS=1。【試験対策】追加所得は消費か貯蓄のいずれかに回るため両者の和は1。
・C:両者は差が1になるのではなく、和が1になる関係である。
関連過去問:R4,問5
重要度:B 論点:消費関数の誤り訂正
問5:ケインズ型消費関数の縦軸切片と傾きが表すものとして正しいものはどれか。
- A:縦軸切片は限界消費性向、傾きは独立消費を表す。
- B:縦軸切片は独立消費、傾きは限界消費性向を表す。
- C:縦軸切片は平均消費性向、傾きは限界貯蓄性向を表す。
【第5問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:切片と傾きが逆で、切片が独立消費、傾きが限界消費性向である。
・B:正解はBです。切片=独立消費、傾き=限界消費性向。【試験対策】切片と傾きの取り違えが定番の誤答。
・C:切片は独立消費、傾きは限界消費性向であり、平均消費性向や限界貯蓄性向ではない。
関連過去問:R6,問5

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