問16:既存システムの分析・活用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:リバースエンジニアリングとは、設計書から新規にプログラムを生成する順方向の開発工程を指す。
- B:フォワードエンジニアリングは既存の製品を分解して仕様や設計情報を抽出する作業を指す。
- C:リエンジニアリングは既存システムを一切変更せず、そのまま長期間運用し続けることを意味する。
- D:リバースエンジニアリングは既存のプログラムや製品を解析して仕様・設計情報を抽出する手法である。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】リバースエンジニアリングは既存の製品・プログラムを解析して仕様や設計を抽出する。フォワードは設計から実装への順方向、リエンジニアリングは再構築を指す。各概念を区別する。【考え方】既存物から情報を抽出するのがリバース、設計から実装へ進むのがフォワードである点を押さえる。両者の方向を逆にしたり、リエンジニアリングを無変更運用と誤解したりしないことが要点となる。【選択肢解説】設計書からプログラムを生成する順方向はフォワードエンジニアリングであり、リバースの説明として誤り。
・B
【選択肢解説】既存製品を分解して情報を抽出するのはリバースエンジニアリングであり、フォワードの説明として誤り。
・C
【選択肢解説】リエンジニアリングは再構築を伴う取り組みであり、一切変更せず運用し続けるという記述が誤り。
・D
【選択肢解説】リバースエンジニアリングは既存物を解析し仕様・設計情報を抽出する手法であり正しい。
関連過去問:リバースエンジニアリング(H26類似)
問17:工程管理図に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ガントチャートは作業を横棒で時間軸上に表し、各作業の予定・実績や進捗を視覚的に把握するのに適する。
- B:アローダイアグラムは作業間の前後関係を表現できず、クリティカルパスの算出には使えない。
- C:ガントチャートは作業間の依存関係を最も詳細に表現でき、クリティカルパスを直接求めるのに最適である。
- D:アローダイアグラムは各作業の進捗率を横棒の長さで表す図で、日程計算には用いられない。
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】ガントチャートは作業を横棒で時間軸上に表し進捗把握に適す。アローダイアグラムは作業の前後関係を表しクリティカルパス算出に用いる。各図の得意分野を区別する。【考え方】進捗の視覚化に強いのがガントチャート、依存関係と日程計算に強いのがアローダイアグラムである点を押さえる。両図の役割や、クリティカルパス算出に適する図を取り違えないことが要点となる。【選択肢解説】ガントチャートは作業を横棒で表し進捗把握に適し正しい。
・B
【選択肢解説】アローダイアグラムは前後関係を表現でき、クリティカルパス算出に使えないという記述が誤り。
・C
【選択肢解説】依存関係の表現やクリティカルパス算出に適するのはアローダイアグラムであり、ガントチャートが最適という記述が誤り。
・D
【選択肢解説】進捗率を横棒で表すのはガントチャートであり、アローダイアグラムの説明として誤り。
関連過去問:工程管理図(H28類似)
問18:反復型・試作型の開発手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:プロトタイピングは完成品をいきなり一度で作り上げる手法で、試作品を用いた確認は行わない。
- B:プロトタイピングは早期に試作品を作成して利用者の要求を確認し、認識のずれを早い段階で修正する手法である。
- C:スパイラルモデルはリスク分析を行わず、工程を一方向に一度だけ進める非反復型の手法である。
- D:プロトタイピングは要件が完全に固まった大規模開発にのみ適し、要求が曖昧な場合には使えない。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】プロトタイピングは試作品で早期に要求を確認し認識のずれを修正する手法、スパイラルモデルはリスク分析を伴い反復的に開発を進める手法である。試作・反復による要求確認の考え方を区別する。【考え方】プロトタイピングが試作で要求を早期確認する点、スパイラルがリスク駆動の反復型である点を押さえる。一度で作り上げるとする誤解や、要求が曖昧な場合に使えないとする誤りに注意する。【選択肢解説】プロトタイピングは試作品で確認する手法であり、一度で作り上げ確認を行わないという記述が誤り。
・B
【選択肢解説】プロトタイピングは試作品で早期に要求を確認し認識のずれを修正する手法であり正しい。
・C
【選択肢解説】スパイラルモデルはリスク分析を伴う反復型であり、リスク分析せず一方向という記述が誤り。
・D
【選択肢解説】プロトタイピングは要求が曖昧な場合にこそ有効であり、固まった大規模開発のみという記述が誤り。
関連過去問:プロトタイピング(H27類似)
問19:結合テストの方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:トップダウンテストでは下位モジュールから順に結合し、上位モジュールの代替としてドライバを用いる。
- B:ボトムアップテストでは上位モジュールから順に結合し、下位モジュールの代替としてスタブを用いる。
- C:トップダウンテストは上位モジュールから結合を進め、未完成の下位モジュールの代替としてスタブを用いる。
- D:ビッグバンテストは各モジュールを1つずつ順番に慎重に結合していく段階的な方式を指す。
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】トップダウンは上位から結合し下位の代替にスタブを使用、ボトムアップは下位から結合し上位の代替にドライバを使用、ビッグバンは一括結合である。方式と補助モジュールの対応を区別する。【考え方】上位・下位のどちらから結合するか、スタブとドライバのどちらを用いるかを押さえる。トップダウンとボトムアップの説明やスタブ・ドライバの対応を取り違えないことが要点となる。【選択肢解説】トップダウンは上位から結合しスタブを用いるため、下位から結合しドライバという記述が誤り。
・B
【選択肢解説】ボトムアップは下位から結合しドライバを用いるため、上位から結合しスタブという記述が誤り。
・C
【選択肢解説】トップダウンは上位から結合し下位の代替にスタブを用い正しい。
・D
【選択肢解説】ビッグバンテストは全モジュールを一括で結合する方式であり、1つずつ段階的という記述が誤り。
関連過去問:結合テスト(H26類似)
問20:アジャイル開発の具体的手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ペアプログラミングは2人がそれぞれ別の機能を同時並行で担当し、互いのコードは一切確認しない手法である。
- B:テスト駆動開発(TDD)は実装をすべて終えた後にまとめてテストを書く、後付けのテスト手法である。
- C:XP(エクストリームプログラミング)はドキュメント作成のみを重視し、コードの品質改善は対象外とする手法である。
- D:ペアプログラミングは2人が1台で協働してコードを書き、その場でのレビューにより品質向上を図る手法である。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】ペアプログラミングは2人が協働し即時レビューで品質を高める、TDDはテストを先に書いて実装する、XPは変化対応と品質を重視する手法である。各手法の進め方を区別する。【考え方】ペアプログラミングが協働と即時レビューを行う点、TDDがテストを先に書く点を押さえる。別々に担当する誤解や、テストを後付けとする誤り、XPの目的の取り違えに注意する。【選択肢解説】ペアプログラミングは1台で協働する手法であり、別機能を並行し確認しないという記述が誤り。
・B
【選択肢解説】TDDはテストを先に書いて実装を進める手法であり、後付けでまとめて書くという記述が誤り。
・C
【選択肢解説】XPはコード品質の改善も重視する手法であり、ドキュメント作成のみという記述が誤り。
・D
【選択肢解説】ペアプログラミングは2人が1台で協働し即時レビューで品質向上を図り正しい。
関連過去問:XP・ペアプログラミング(H29類似)

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