問16:データ圧縮と静止画・音声・動画の保存形式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:可逆圧縮は圧縮前のデータを完全に復元できないが圧縮率が高く、写真の保存に最も適する方式である。
- B:JPEGは可逆圧縮方式であり、圧縮と復元を繰り返しても画質が全く劣化しない静止画形式である。
- C:PNGは非可逆圧縮方式で、圧縮のたびに情報が失われるため文字やイラストの保存には不向きである。
- D:MP3は音声を非可逆圧縮する形式で、人間が知覚しにくい成分を削減することでデータ量を大きく削減する。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】圧縮方式(可逆/非可逆)と保存形式(JPEG/PNG/MP3)【考え方】可逆圧縮は完全復元可能・圧縮率は控えめ、非可逆圧縮は復元不可・高圧縮という違いを押さえる。JPEGは非可逆で写真向き、PNGは可逆でイラスト・文字向き、MP3は音声の非可逆圧縮という対応を整理する。【選択肢解説】可逆圧縮は圧縮前のデータを完全に復元できる方式であり、完全復元できないとする点が誤りである。
・B
【選択肢解説】JPEGは非可逆圧縮方式で、圧縮・復元を繰り返すと画質が劣化するため、劣化しないとする点が誤りである。
・C
【選択肢解説】PNGは可逆圧縮方式であり文字やイラストの保存に適しており、非可逆で不向きとする記述は誤りである。
・D
【選択肢解説】正しい。MP3は聴覚上知覚しにくい成分を削減する非可逆圧縮により、音声データ量を大きく削減する。
関連過去問:2021年度 第5問(データ圧縮)関連
問17:GPUおよびプロセッサの用途に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:GPUは多数の演算コアによる並列処理を得意とし、画像処理に加えて機械学習の学習処理などにも活用される。
- B:GPUは逐次的な制御処理に特化しており、並列演算はCPUに比べて大幅に苦手である。
- C:GPUはグラフィック表示専用の装置であり、汎用計算(GPGPU)に転用することは技術的に不可能である。
- D:マルチコアCPUとGPUは同一の構造を持ち、コア数も演算の得意分野も完全に一致する。
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】GPUの特性とGPGPU【考え方】GPUは多数の比較的単純なコアで並列演算を高速に行う点が特徴で、画像処理だけでなくGPGPUとして機械学習等の並列計算に活用される。少数の高機能コアで逐次・分岐処理に強いCPUとの役割分担を押さえる。【選択肢解説】正しい。GPUは多数のコアによる並列処理を得意とし、画像処理に加え機械学習の学習にも活用される。
・B
【選択肢解説】GPUは並列演算を得意とする装置であり、逐次的な制御処理に特化しているとする記述は誤りである。
・C
【選択肢解説】GPUはGPGPUとして汎用計算に広く転用されており、転用が不可能とする点が誤りである。
・D
【選択肢解説】CPUは少数の高機能コア、GPUは多数の単純コアと構造や得意分野が異なり、完全一致とする点が誤りである。
関連過去問:2020年度 第3問(GPU)関連
問18:RAIDの各レベルの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:RAID1(ミラーリング)は複数ディスクにデータを分散して書き込み、読み書きの高速化を主目的とする冗長性のない構成である。
- B:RAID5はデータとパリティを複数ディスクに分散して記録し、1台のディスク故障までならデータを復旧できる。
- C:RAID0はパリティを1台のディスクに集中して格納するため、そのパリティディスクが故障するとデータ全体が失われる。
- D:RAID1はRAID5に比べて必要なディスク台数が少なく、ディスク利用効率(実効容量の割合)が高い。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】RAIDレベルの特徴(RAID0/1/5)【考え方】RAID0は分散書込みで高速だが冗長性なし、RAID1はミラーリングで冗長性ありだが容量効率は半分、RAID5はパリティ分散で1台までの故障に耐えるという各レベルの目的と耐障害性を区別する。【選択肢解説】RAID1はミラーリング(同一データの複製)で冗長性を持つ構成であり、分散書込みで冗長性なしとする記述はRAID0の説明である。
・B
【選択肢解説】正しい。RAID5はデータとパリティを分散記録し、ディスク1台の故障までデータを復旧できる。
・C
【選択肢解説】RAID0はパリティを持たず分散書込みのみの構成で、パリティディスクを前提とするこの記述は誤りである。
・D
【選択肢解説】RAID1は同一データを二重化するため容量効率は約半分で、RAID5より利用効率が高いとする点が誤りである。
関連過去問:2019年度 第6問(RAIDレベル)関連
問19:無線・有線の接続インタフェースおよび近距離通信に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:HDMIは音声を伝送できない映像専用の有線インタフェースであり、音声は別ケーブルで接続する必要がある。
- B:Bluetoothは数十メートル以上離れた機器同士を高速大容量で結ぶ広域無線通信の規格である。
- C:Bluetoothはマウスやイヤホンなどを無線接続する近距離無線通信の規格で、ペアリングにより機器を対応づける。
- D:有線LANと無線LANでは、一般に無線LANのほうが外部からの盗聴リスクが低く、暗号化を行う必要がない。
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】接続インタフェース(HDMI、Bluetooth、有線/無線LAN)【考え方】HDMIは映像・音声を1本で伝送、Bluetoothは近距離無線でペアリングして接続、無線LANは電波が届く範囲で傍受されやすく暗号化が必須、という各インタフェースの用途と特性を区別する。【選択肢解説】HDMIは映像と音声を1本のケーブルで同時に伝送でき、音声を伝送できないとする点が誤りである。
・B
【選択肢解説】Bluetoothは数メートル〜十数メートル程度の近距離無線通信であり、広域・高速大容量とする点が誤りである。
・C
【選択肢解説】正しい。Bluetoothは近距離無線通信規格で、ペアリングによってマウスやイヤホン等を対応づけて接続する。
・D
【選択肢解説】無線LANは電波が届く範囲で傍受されやすく盗聴リスクはむしろ高いため、暗号化が不要とする点が誤りである。
関連過去問:2021年度 第4問(近距離通信)関連
問20:五大装置とコンピュータの基本構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:五大装置のうち、入力装置と出力装置は制御装置の一部として分類され、独立した装置とはみなされない。
- B:演算装置は主記憶からプログラムを読み込む前に、あらかじめすべての計算結果を保持しておく記憶専用の装置である。
- C:記憶装置は主記憶のみを指し、補助記憶は五大装置には含まれず周辺機器として扱われる。
- D:五大装置は入力装置・出力装置・記憶装置・演算装置・制御装置から構成され、制御装置と演算装置を合わせてCPUと呼ぶ。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】五大装置の分類とCPUの構成【考え方】五大装置は入力・出力・記憶・演算・制御の5つ。このうち演算装置と制御装置を合わせてCPU(中央処理装置)と呼ぶ。各装置の役割分担と、CPUがどの装置から成るかを正確に押さえる。【選択肢解説】入力装置・出力装置は五大装置のうちそれぞれ独立した装置であり、制御装置の一部とする点が誤りである。
・B
【選択肢解説】演算装置は制御装置の指示に従い計算を実行する装置で、計算結果をあらかじめ保持する記憶専用装置ではない。
・C
【選択肢解説】記憶装置には主記憶と補助記憶が含まれ、補助記憶を五大装置から除外するこの記述は誤りである。
・D
【選択肢解説】正しい。五大装置は入力・出力・記憶・演算・制御からなり、演算装置と制御装置を合わせてCPUと呼ぶ。
関連過去問:2018年度 第3問(五大装置)関連

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