問21:設備投資により固定費が50万円増加した。限界利益率が25%のままである場合、損益分岐点売上高はどうなるか。
- A:損益分岐点売上高は変わらない
- B:損益分岐点売上高は50万円分そのまま上昇する
- C:損益分岐点売上高は下落する
- D:50万円÷0.25=200万円分、損益分岐点売上高が上昇する
- E:限界利益率が変わらない限り判断できない
【第21問:正解と解説】
正解:Option_D
【解説】
・A:固定費が増加すれば損益分岐点売上高(=固定費÷限界利益率)も上昇するため不適切。
・B:損益分岐点売上高の上昇分は固定費の増加額そのものではなく限界利益率で割った金額になるため不適切。
・C:固定費の増加は損益分岐点売上高を上昇させる方向に働くため下落するという説明は誤りであるため不適切。
・D:損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率であるため固定費が50万円増加すると損益分岐点売上高は50万円÷0.25=200万円分上昇するため適切。
・E:限界利益率が25%で一定であることは問題文に明記されているため判断は可能であり不適切。
問22:限界利益率を求める式として、変動費率との数学的関係を表すものはどれか。
- A:限界利益 ÷ 売上高
- B:売上高 ÷ 限界利益
- C:固定費 ÷ 売上高
- D:売上高 – 変動費率
- E:1 – 変動費率
【第22問:正解と解説】
正解:Option_E
【解説】
・A:限界利益÷売上高は限界利益率の定義式として正しいが変動費率との数学的関係を直接示す式ではないため不適切。
・B:売上高÷限界利益は限界利益率の逆数であるため不適切。
・C:固定費÷売上高は固定費率の式であるため不適切。
・D:売上高から変動費率を引く式は単位が異なり計算式として成立しないため不適切。
・E:限界利益率=1-変動費率という変動費率との数学的関係を直接表す式であり適切。
問23:固定費を増やしても、損益分岐点売上高が変わらないケースはあるか。
- A:変動費が減った場合
- B:ありえない
- C:売上が増えた場合
- D:限界利益率が大幅に上がった場合
- E:固定費が変わらない場合
【第23問:正解と解説】
正解:Option_D
【解説】
・A:変動費の減少は限界利益率を改善しBEPを下げる要因となるが選択肢Aの方が設問に対する直接的な説明であるため不適切。
・B:限界利益率が同時に改善されれば固定費増加のもとでもBEPが変わらない場合はありうるため不適切。
・C:売上高の増減はBEPの計算式(固定費÷限界利益率)に直接影響しないため不適切。
・D:固定費の増加分と限界利益率の向上分が相殺されてBEP(固定費÷限界利益率)が変わらない可能性があるため適切。
・E:固定費が変わらない場合は前提と矛盾するため不適切。
問24:CVP分析における「製品単価」とは何か。
- A:製品1単位あたりの製造原価
- B:製品1単位あたりの固定費
- C:製品1単位あたりの利益
- D:製品1単位あたりの販売価格
- E:製品全体の売上
【第24問:正解と解説】
正解:Option_D
【解説】
・A:製品1単位あたりの製造原価は単位製造原価であり製品単価とは異なるため不適切。
・B:固定費は製品単位ではなく期間全体で発生する費用であるため不適切。
・C:製品1単位あたりの利益は単位利益であり製品単価とは異なるため不適切。
・D:CVP分析における製品単価は製品1単位を販売したときの価格(販売価格)を指すため適切。
・E:製品全体の売上は売上高(総額)であり1単位あたりの価格ではないため不適切。
問25:損益分岐点売上高において、限界利益と固定費の関係はどのようなものか。
- A:限界利益 > 固定費
- B:限界利益 < 固定費
- C:限界利益 + 固定費 = 0
- D:限界利益 = 固定費
- E:限界利益 × 固定費 = 1
【第25問:正解と解説】
正解:Option_D
【解説】
・A:限界利益が固定費を上回る状態は損益分岐点を超えた黒字の状態であるため不適切。
・B:限界利益が固定費を下回る状態は損益分岐点に達していない赤字の状態であるため不適切。
・C:限界利益と固定費の和がゼロにはならないため不適切。
・D:損益分岐点では営業利益=0であり限界利益-固定費=0すなわち限界利益=固定費の関係が成立するため適切。
・E:限界利益と固定費の積が1になる数学的根拠はないため不適切。

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