問16:価値連鎖(バリューチェーン)に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 価値連鎖は、企業活動を主活動と支援活動に分けて競争優位の源泉を分析する枠組みである。
b 主活動には、購買物流・製造・出荷物流・販売マーケティング・サービスが含まれる。
c 支援活動には、全般管理・人事・技術開発・調達が含まれる。
d 価値連鎖分析は、個々の活動を切り離して見るため、活動間のつながりは考慮しない。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:正 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第16問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】
価値連鎖(バリューチェーン)
【考え方】
価値連鎖は主活動(購買物流・製造・出荷物流・販売マーケ・サービス)と支援活動(全般管理・人事・技術開発・調達)に分け優位の源泉を探る。活動間の連結(リンケージ)や活動システムとしての整合が重要で、活動を切り離して見るだけとするのは誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:R2,問5
問17:移動障壁と戦略グループに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 戦略グループとは、業界内で類似の戦略をとる企業の集まりをいう。
b 移動障壁とは、ある戦略グループから別のグループへの移動を妨げる要因である。
c 移動障壁が高いほど、グループ間の競争圧力による収益格差は解消されやすい。
d 戦略グループ分析は、業界内の競争構造を細かく捉えるのに役立つ。
〔解答群〕
- A:ア a:正 b:正 c:誤 d:正
- B:イ a:誤 b:正 c:誤 d:正
- C:ウ a:正 b:誤 c:誤 d:正
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:正
- E:オ a:正 b:正 c:誤 d:誤
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】
戦略グループと移動障壁
【考え方】
戦略グループは類似戦略をとる企業群、移動障壁はグループ間移動を妨げる要因。移動障壁が高いほどグループ間の移動が難しく、収益格差は維持されやすい(解消されにくい)。よって「解消されやすい」は誤り。
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:誤 d:正)を正しく判定しており、正解である。誤りはcにあり、記述内容が事実と異なる。
・B
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問18:競争地位別戦略の各類型に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a チャレンジャーは、リーダーへの攻撃や差別化によって地位向上を狙う。
b フォロワーは、リーダーの模倣により競争コストを抑えつつ存続を図る。
c ニッチャーは、特定の狭い市場で独自の地位を築く。
d リーダーは、市場規模の拡大より縮小を志向し、あえて全方位化を避ける。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第18問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】
競争地位別戦略の各類型の定石
【考え方】
チャレンジャー=リーダーへの攻撃・差別化、フォロワー=模倣による低コスト存続、ニッチャー=特定狭小市場での独自地位、リーダー=市場全体の拡大・周辺需要の喚起・全方位対応・非価格対応などが定石。リーダーが市場縮小志向というのは誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問19:ハイパーコンペティションに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a ハイパーコンペティションとは、競争優位が急速に陳腐化する激しい競争状態をいう。
b この状況では、単一の優位に安住せず、優位を連続的に更新することが求められる。
c ダベニは、優位の一時性を前提とした動態的な競争行動の重要性を論じた。
d ハイパーコンペティションでは、いったん築いた優位が半永久的に持続すると考える。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:正 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:正
【第19問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】
ハイパーコンペティション(ダベニ)
【考え方】
ハイパーコンペティションは優位が急速に陳腐化する激しい競争状態。ダベニは、一時的優位を連続して築き直す動態的行動の重要性を論じた。優位が半永久的に持続すると考えるのは前提と正反対で誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
・C
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
関連過去問:基礎知識
問20:活動システムと戦略的適合に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a ポーターは、個々の活動よりも活動間の相互補完(適合)が模倣を困難にすると論じた。
b 活動システムとしての一貫性は、断片的な模倣では優位を再現できない状況を生む。
c トレードオフの明確な選択は、ポジショニングの持続性を高める。
d 活動間の適合を高めると、個々の活動が容易に模倣されるため優位は失われやすい。
〔解答群〕
- A:ア a:誤 b:正 c:正 d:誤
- B:イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- C:ウ a:正 b:正 c:誤 d:誤
- D:エ a:正 b:正 c:正 d:正
- E:オ a:正 b:正 c:正 d:誤
【第20問:正解と解説】
正解:E
・A
【論点】
活動システムと適合(フィット)による模倣困難性
【考え方】
ポーターは、優位の持続は個々の活動でなく活動間の適合(フィット)に宿り、システム全体としての一貫性が部分模倣を無効化すると論じた。明確なトレードオフの選択が持続性を高める。適合を高めるほど模倣されやすいというのは正反対で誤り。
【選択肢解説】
本肢はaの正誤の判定を誤っている(aは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・B
【選択肢解説】
本肢はbの正誤の判定を誤っている(bは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・C
【選択肢解説】
本肢はcの正誤の判定を誤っている(cは本来「正」(正しい記述))。よって本肢は不適切。
・D
【選択肢解説】
本肢はdの正誤の判定を誤っている(dは本来「誤」(誤り記述))。よって本肢は不適切。
・E
【選択肢解説】
本肢は各記述の正誤(a:正 b:正 c:正 d:誤)を正しく判定しており、正解である。誤りはdにあり、記述内容が事実と異なる。
関連過去問:基礎知識
