企業経営理論⑥初級編_モチベーション11問〜15問

問11:マズローの欲求段階説において、安全欲求が満たされた次に現れる欲求はどれか。

  • A:生理的欲求
  • B:社会的欲求
  • C:承認欲求
  • D:自己実現欲求
  • E:金銭的欲求
【第11問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:生理的欲求は最も低次の欲求であり、安全欲求の下位に位置するため不適切。
・B:マズローの欲求段階説では、下から「生理的」「安全」「社会的(所属と愛)」「承認」「自己実現」の順で欲求が発達するため、安全欲求の次は社会的欲求となり正解。
・C:承認欲求は社会的欲求のさらに上位に位置するため不適切。
・D:自己実現欲求は最上位の欲求であるため不適切。
・E:金銭的欲求はマズローの5段階の欲求に含まれないため不適切。


問12:ハーズバーグの二要因理論において、「衛生要因」が欠如している場合に起こることとして適切なものはどれか。

  • A:仕事に対するモチベーションが劇的に向上する
  • B:仕事に対する不満が生じる
  • C:自己実現が達成される
  • D:他者からの承認が得られる
  • E:仕事そのものに対するやりがいが増す
【第12問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:動機付け要因が満たされることでモチベーションは向上するため不適切。
・B:衛生要因(給与、労働条件、人間関係など)は、満足を高めるものではなく、不足すると不満を生じさせる要因であるため正解。
・C〜E:これらは動機付け要因に関連する内容であり、衛生要因の欠如による直接の結果ではないため不適切。


問13:期待理論において、「期待」とは何を意味するか。

  • A:目標を達成した時に得られる報酬の価値
  • B:努力が成果(目標達成)に結びつくという主観的な見込みの強さ
  • C:成果が報酬につながるという見込み
  • D:自分自身に対する世間の評価
  • E:仕事を通じて得られる成長の機会
【第13問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:これは「誘意性(価)」の説明であるため不適切。
・B:期待理論における「期待」とは、「頑張ればできるはずだ」という努力と成果の結びつきに対する確信を指すため正解。
・C:これは「手段性」の説明であるため不適切。
・D・E:これらは期待理論の直接的な要素ではないため不適切。


問14:マクレランドの達成動機理論における「親和欲求」が高い人の特徴として、適切なものはどれか。

  • A:困難な目標を達成することに最も喜びを感じる
  • B:他者から認められ、称賛されることを何よりも重視する
  • C:他人と良好な人間関係を築き、好かれたいという欲求が強い
  • D:他者をコントロールし、影響力を行使することに熱中する
  • E:自分自身の成長のみに関心があり、他者との関わりを避ける
【第14問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:達成欲求が高い人の特徴であるため不適切。
・B:承認欲求(マズローなど)に近いが、マクレランドの3動機とは少し異なるため不適切。
・C:親和欲求とは、他人と親しく交流し、所属意識や人間関係を大切にする欲求であるため正解。
・D:権力欲求が高い人の特徴であるため不適切。
・E:親和欲求とは逆の行動であるため不適切。


問15:公平理論において、自分が不公平だと感じた時にとる行動として不適切なものはどれか。

  • A:自分のインプット(努力)を減らす
  • B:他者のアウトプット(報酬)が過大であると歪んで認知する
  • C:自分と同じ報酬を得ている他者と比較対象を変える
  • D:職場から離脱する(退職や異動)
  • E:会社の方針に全面的に同意し、何も改善行動をとらない
【第15問:正解と解説】

正解:E
【解説】
・A〜D:これらは公平理論で挙げられる不公平感を解消するための一般的な行動(努力の調整、認知の歪め、比較対象の変更、離脱)であるため適切。
・E:不公平を感じているのに何も行動をとらない(我慢し続ける)のは、心理的・行動的な解消策として公平理論の枠組みでは典型的ではないため不適切。


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