問6:期待理論において、「手段性(Instrumentality)」が示すものはどれか。
- A:報酬そのものが自分にとってどの程度魅力的か
- B:頑張れば目標が達成できるという確信
- C:目標を達成した結果、自分にとって魅力的な報酬が得られるという確信
- D:他者よりも優れているという自信
- E:現在の給与額が十分であるという感覚
【第6問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:これは「誘意性(価)」の説明であるため不適切。
・B:これは「期待」の説明であるため不適切。
・C:「手段性」とは、成果(目標達成)が報酬につながるという見込みの強さを指すため正解。
・D・E:これらは期待理論の要素には含まれないため不適切。
問7:内発的動機付けが外発的動機付けと異なる点は何か。
- A:金銭的報酬によって生じること
- B:評価や罰などの外部からの刺激によって生じること
- C:活動そのものに興味や喜びを感じて行われること
- D:他人に強制されて行う仕事であること
- E:モチベーションが長続きしないこと
【第7問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A・B・D:これらは「外発的動機付け」の説明であり不適切。
・C:内発的動機付けは、報酬や罰に関係なく、仕事の内容や活動そのものに面白さや意義を感じて自発的に取り組む状態を指すため正解。
・E:内発的動機付けはむしろ長続きしやすく、創造性も高いとされるため不適切。
問8:目標設定理論において、モチベーションを高める目標の条件として不適切なものはどれか。
- A:目標が具体的であること
- B:目標が達成困難であること(高すぎる目標)
- C:目標がチャレンジング(適切な難易度)であること
- D:目標に対してフィードバックがあること
- E:目標が本人の受容(納得感)を得ていること
【第8問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:具体的で明確な目標はパフォーマンスを向上させるため適切。
・B:あまりに達成困難で現実離れした目標は、かえってやる気を削ぐため条件として不適切。
・C:ほどよい難易度(適度な負荷)は、達成意欲を刺激するため適切。
・D:進捗のフィードバックがあることで、修正や努力の継続が可能になるため適切。
・E:納得感のない目標は押し付けと感じられモチベーションが上がらないため適切。
問9:エンパワーメント(Empowerment)がモチベーションに寄与する主な理由は何か。
- A:部下に仕事を全て押し付けられるから
- B:権限を与えられることで、自己効力感や仕事への責任感が高まるから
- C:給与が自動的に増えるから
- D:上司が何も指示しなくて済むようになるから
- E:組織のルールを無視できるから
【第9問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:押し付けは権限委譲の本質ではないため不適切。
・B:エンパワーメントにより現場に権限が与えられることで、「自分でコントロールしている」という感覚(自己決定感)や効力感が生まれ、意欲が向上するため正解。
・C:直接的な昇給とは限らないため不適切。
・D:指示待ちからの脱却が目的であり、マネジメントの放棄とは異なるため不適切。
・E:ルールの無視は規律の喪失につながるため不適切。
問10:自己効力感(Self-Efficacy)とは、どのような感覚か。
- A:自分は誰からも愛されているという感覚
- B:特定の課題や目標に対して、自分はやり遂げることができるという確信
- C:他人を支配できるという感覚
- D:過去の失敗を完全に忘れることができる能力
- E:給与が他者より高いという自信
【第10問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:社会的欲求や自己肯定感に関連するものであり、自己効力感の定義とは異なるため不適切。
・B:自己効力感とは、ある目標を達成するための能力を自分が持っていると信じる心理的な状態を指すため正解。
・C:権力欲求に関連するため不適切。
・D:記憶の制御能力とは無関係であるため不適切。
・E:相対的な報酬への満足感であり、効力感とは異なるため不適切。

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