問21:セグメンテーションの基準の一つである「行動変数」を用いて市場を細分化する際、最も重視される視点はどれか。
- A:顧客の住所がどこにあるか
- B:顧客の年齢がいくつであるか
- C:顧客の製品に対する「使用頻度」「購買状況」「ベネフィット(便益)への期待」
- D:顧客の性格が内向的か外交的か
- E:顧客の年収がいくらか
【第21問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:地理的変数の視点です。
・B・E:人口動態変数(デモグラフィック変数)の視点です。
・C:行動変数は、顧客の具体的な行動や製品との関わり方に基づいて分類するものであり、使用頻度や求めるベネフィットはその代表的な指標であるため正解。
・D:心理的変数の視点です。
問22:ターゲティングの評価基準「6R」のうち、競合との差別化が困難で自社が勝ちにくい市場であることを判断する際に用いられるRはどれか。
- A:Realistic(有効規模)
- B:Rival(競合状況)
- C:Reach(到達可能性)
- D:Response(測定可能性)
- E:Robustness(安定性)
【第22問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:市場の規模を確認する指標です。
・B:Rivalは、当該セグメントにおける競合他社の参入状況や強さを分析し、自社が競争優位性を確保できるかを評価する指標であるため正解。
・C:顧客へのアプローチ可能性を確認する指標です。
・D:マーケティング施策の反応測定可能性を確認する指標です。
・E:市場の長期的安定性を評価する指標です。
問23:ポジショニングにおいて「差別化要因(Points of Difference)」を定義する際、顧客にとって最も魅力的なのはどのような要素か。
- A:競合他社が既に強力に訴求している要素
- B:製品の製造コストが最も安く済む要素
- C:顧客が重要視する購買決定要因であり、かつ競合他社が提供できていない自社の独自要素
- D:自社の製品開発者が、個人的に一番気に入っているデザイン
- E:市場のトレンドとは全く無関係な要素
【第23問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:競合と同じ要素では差別化になりません。
・B:コスト競争力も戦略の一つですが、顧客の魅力とは別軸です。
・C:差別化とは「顧客の欲しいもの」かつ「他社にはない自社だけのもの」であるため、これが最も強力な選択理由となるため正解。
・D:独りよがりな要素は顧客に響きません。
・E:トレンドを無視した要素は需要を得にくいです。
問24:STP分析の「ターゲティング」において、最初から特定のターゲットを絞り込まず、市場全体に働きかける手法を何と呼ぶか。
- A:集中型ターゲティング
- B:差別化型ターゲティング
- C:無差別型ターゲティング(マス・マーケティング)
- D:ニッチ・マーケティング
- E:カスタマイズ型ターゲティング
【第24問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:特定のセグメントに経営資源を集中させる手法です。
・B:複数のセグメントに合わせて製品や戦略を変える手法です。
・C:無差別型ターゲティングは、市場の細分化やターゲット絞り込みを行わず、市場全体の共通ニーズに訴求する手法であり、STPの対極に近い考え方であるため正解。
・D:非常に狭い市場を狙う手法です。
・E:個々の顧客に対応する手法です。
問25:STP分析を行う際、ポジショニングマップを作成する目的として最も適切なものはどれか。
- A:自社の製品を、競合他社と同じ場所に配置して安心感を与えるため
- B:ターゲット顧客の購買行動を、視覚的に整理し、自社の勝てる場所を特定するため
- C:市場にある製品をすべてリストアップし、売上ランキングを作成するため
- D:製品のロゴデザインを、マップの軸に合わせて配置するため
- E:広告代理店に依頼するための、単純なカタログを作るため
【第25問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:同じ場所では差別化できません。
・B:マップ化することで、顧客の頭の中にある認識の空間を可視化し、競合との相対的な位置関係や、自社の差別化の余地を直感的に把握できるため正解。
・C:ランキングはマップの目的ではありません。
・D・E:マップの本質的な目的ではありません。

コメント