問16:STP分析における「セグメンテーション」の基準として、「行動変数」が用いられる例として最も適切なものはどれか。
- A:顧客が住んでいる都道府県で分類する
- B:顧客の年齢や年収で分類する
- C:製品の使用頻度、買い替え時期、ブランドロイヤリティで分類する
- D:顧客の性格や価値観で分類する
- E:顧客の趣味やライフスタイルで分類する
【第16問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:地理的変数です。
・B:人口動態変数(デモグラフィック変数)です。
・C:行動変数は、顧客の実際の購買行動や製品の使用状況に基づいて市場を分類するものであり正解。
・D・E:心理的変数(サイコグラフィック変数)に含まれます。
問17:ターゲット選定(ターゲティング)の評価基準である「6R」において、「Robustness(規模の有効性/収益性)」が重視される主な理由は何か。
- A:その市場が、競合他社にとって非常に魅力的に見えるようにするため
- B:その市場が、自社の売上や利益を十分に確保できる規模や収益性を持っているかを確認するため
- C:その市場が、将来的に消滅する可能性が高いことを確認するため
- D:その市場にいる顧客が、全員同じ趣味を持っているかを確認するため
- E:その市場への広告費用を、極限まで抑えることができるかを確認するため
【第17問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:競合の視点はRivalの領域です。
・B:Robustness(またはRealistic、収益性などと訳される場合がある)は、ビジネスとして成立するための市場規模や収益性の高さを評価する指標であり正解。
・C:消滅する市場はターゲットとして不適格です。
・D:顧客の均質性はセグメンテーションの観点です。
・E:コスト効率は重要ですが、規模や収益性は事業継続の根幹です。
問18:ポジショニングマップを作成する際、競合他社を配置する目的はどれか。
- A:競合他社と同じ場所に自社を配置し、価格競争を誘発するため
- B:競合がどのポジションを占めているかを確認し、自社の差別化可能な「空白地帯」を見つけるため
- C:競合他社の売上を調査し、自社の予算を決めるため
- D:すべての競合他社をマップ上に配置し、自社のシェアを自慢するため
- E:競合他社のウェブサイトのレイアウトを参考にするため
【第18問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:価格競争は通常避けるべき戦略です。
・B:ポジショニングマップにおける競合の配置は、市場の競合状況を可視化し、顧客にとって魅力的なのにまだ誰も満たしていない空白のポジション(差別化の機会)を発見するために行われるため正解。
・C・D・E:これらは分析の目的とは直接関係ありません。
問19:セグメンテーションにおいて、「年齢」や「性別」といった「デモグラフィック変数」が広く使われる最大の理由は何か。
- A:これらは非常に個人のプライバシーに関わる情報であり、収集が困難だから
- B:これらは数値化しやすく、測定や分類が比較的容易で、購買行動と関連付けやすいから
- C:これらは地理的な場所を特定するのに便利だから
- D:これらは顧客の心の中を深く分析できるから
- E:これらを使わなければ、STP分析が法律で禁止されているから
【第19問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:収集は比較的容易な部類です。
・B:人口動態変数(デモグラフィック変数)は客観的なデータとして入手・測定が容易であり、ライフステージや生活環境の変化と購買行動が密接に関係しているため、実務で頻繁に使われるため正解。
・C:これらは地理的変数とは異なります。
・D:心理的変数の方が心の中の分析には適しています。
・E:そのような法律はありません。
問20:STP分析を行う際の「6R」の最後の方で確認されることが多い「Robustness(耐久性・安定性)」が意味するものはどれか。
- A:その市場が、短期間で急激に変化しないかどうか
- B:製品の品質が、最低10年は壊れないか
- C:競合他社がどれくらい広告を出しているか
- D:市場の顧客の人数が100万人以上いるか
- E:その市場で働く従業員の勤続年数
【第20問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:Robustnessは、ターゲット市場の安定性や、成長・継続性などを指し、短期的な流行だけでなく長期的に収益が見込めるかを評価する指標として使われるため正解。
・B:これは製品の耐久性(品質)です。
・C:それは「Rival」です。
・D:それは「Realistic(有効規模)」の評価要素です。
・E:組織の評価基準ではありません。

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