問26:セグメンテーションにおいて、地理的変数・人口動態変数・心理的変数・行動変数を組み合わせる「マルチベース・セグメンテーション」を行う主な目的はどれか。
- A:顧客のプライバシーを侵害しやすくするため
- B:顧客像をより多角的かつ具体的に描き出し、精度の高いターゲット選定を行うため
- C:市場のセグメント数を極限まで減らし、単純化するため
- D:広告代理店への支払金額を増やすため
- E:STP分析の作業時間を短縮するため
【第26問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:プライバシーへの配慮は必須です。
・B:単一の変数だけでなく複数の変数を組み合わせることで、顧客のニーズを深く理解し、より現実的でターゲット層に響くマーケティング施策が可能になるため正解。
・C・E:これらは手法の目的と矛盾します。
・D:目的として適切ではありません。
問27:ターゲティングの「6R」のうち、競合他社が既に強力なシェアを持っており、参入しても自社が勝つ可能性が低いと判断される場合、どのRが懸念されているか。
- A:Realistic(有効規模)
- B:Rival(競合状況)
- C:Reach(到達可能性)
- D:Response(測定可能性)
- E:Robustness(安定性)
【第27問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:市場規模の不足が懸念される場合に該当します。
・B:Rivalは競合の数や強さを評価する指標であり、強豪がいる市場への参入難易度を指すため正解。
・C:広告や販路が確保できるかを確認する指標です。
・D:マーケティング施策の効果測定ができるかを確認する指標です。
・E:長期的な収益性や成長の持続性を評価する指標です。
問28:ポジショニングにおいて、自社の強みとターゲット顧客のニーズが一致している場所を何と呼ぶか。
- A:競合排除ゾーン
- B:バリュー・プロポジション(提供価値)
- C:デッドスペース
- D:マス・マーケティング・エリア
- E:無効市場
【第28問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:競合排除は目的ですが、一致場所の名称ではありません。
・B:バリュー・プロポジションは、顧客が求めており、かつ自社が競合より優れて提供できる価値が重なる部分を指し、ポジショニングの核心であるため正解。
・C・D・E:用語の意味がポジショニングの核心とは異なります。
問29:STP分析において、セグメンテーション(細分化)を一切行わずに市場全体へ同じアプローチを行うことの最大のデメリットはどれか。
- A:市場にいる顧客が全員喜んでくれること
- B:ターゲット層のニーズに最適化できないため、誰の心にも刺さらず効率が悪くなること
- C:競合他社が全く現れなくなること
- D:製品の販売価格を、いくらでも高く設定できること
- E:広告費が自動的にゼロになること
【第29問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:全員を喜ばせることは非常に困難です。
・B:特定の誰かに向けたメッセージではないため、共感を得にくく、限られた経営資源を浪費することになるため正解。
・C・D・E:いずれもSTP分析をしないことによるメリットではありません。
問30:STP分析を通じて明確になった「ポジショニング」は、その後どのマーケティング・プロセスに引き継がれるのが最も適切か。
- A:人事評価システム
- B:マーケティング・ミックス(4P:Product, Price, Place, Promotion)
- C:工場のメンテナンス計画
- D:オフィス清掃のスケジュール
- E:新入社員の入社手続き
【第30問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・B:STPで「誰に」「どのような価値を提供するか」を定めた後、それを具体的に実行するための手段である4P(製品・価格・場所・促進)へ移行するため正解。
・A・C・D・E:これらはマーケティングの実行プロセス(4P)とは異なる領域です。

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