問16:CAD・CAMの連携に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:CADとCAMを連携させると、設計から製造までのリードタイムはかえって長くなる。
- B:CADデータは、設計変更の情報を製造工程へ反映する用途には使えない。
- C:CAMは、CADデータを用いず手作業で加工プログラムを作成するのが原則である。
- D:CADデータをCAMで活用すると、設計から製造までのリードタイム短縮に役立つ。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】CAD・CAM連携【考え方】CADで作成した設計データをCAMで活用すると、加工プログラム作成が効率化し設計から製造までのリードタイム短縮に役立つ。設計変更情報を製造工程へ反映しやすくなる利点もある。【選択肢解説】連携によりリードタイムは短縮されるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】CADデータは設計変更の反映に活用できるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】CAMはCADデータを活用して加工プログラムを作成するため、正しくない。
・D
【選択肢解説】CAD・CAM連携がリードタイム短縮に役立つという説明であり正しい。
関連過去問:R3,問9
問17:CAE(コンピュータ支援エンジニアリング)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:CAEを用いると、実物試作前にシミュレーションで設計の妥当性を検討でき試作回数を減らせる。
- B:CAEは、加工機械の制御や加工プログラム作成を主目的とするシステムである。
- C:CAEは、企業の販売・購買・在庫を統合管理する基幹システムである。
- D:CAEは、実物試作や実験の回数を増やすことを目的とするシステムである。
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】CAE【考え方】CAEは強度・熱・流体・振動などをコンピュータ上で解析し、実物試作の前に設計の妥当性を検討する。これにより実物試作や実験の回数を減らし、開発期間の短縮やコスト削減に寄与する。【選択肢解説】試作前にシミュレーションで妥当性を検討し試作を減らせるという説明であり正しい。
・B
【選択肢解説】加工機械の制御はCAMの役割であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】販売・購買・在庫の統合はERPであるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】CAEは試作回数を減らすことに寄与するため、正しくない。
関連過去問:R3,問9
問18:GT(グループテクノロジー)と生産方式・レイアウトの関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:GTは、製品別レイアウトやライン生産と結び付き少品種大量生産で効果を発揮する。
- B:GTは、部品ファミリーごとに設備をまとめるグループ別レイアウトやセル生産と関係が深い。
- C:GTは、固定位置レイアウトと結び付き大型製品の生産で効果を発揮する。
- D:GTは、生産情報の整理や部品検索の効率化には役立たない考え方である。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】GTとセル生産・レイアウト【考え方】GTは類似部品を部品ファミリーにまとめる考え方で、部品群ごとに設備をまとめるグループ別レイアウトやセル生産と関係が深い。部品の分類・コード化により生産情報の整理や部品検索の効率化にも役立つ。【選択肢解説】GTは多品種少量での効率化に寄与しグループ別レイアウトと結び付くため、正しくない。
・B
【選択肢解説】GTがグループ別レイアウトやセル生産と関係が深いという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】GTは主にグループ別レイアウトやセル生産と結び付くため、正しくない。
・D
【選択肢解説】GTは生産情報の整理や部品検索にも役立つため、正しくない。
関連過去問:R3,問9
問19:ERP・MES・APSの役割分担に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:ERPは製造現場の実行管理、MESは企業全体の資源管理を担う。
- B:APSは企業全体の会計管理、ERPは高度なスケジューリングを担う。
- C:ERPは企業全体の資源管理、MESは製造現場の実行管理、APSは計画最適化を担う。
- D:MESは高度な生産スケジューリング、APSは製造現場の実績収集を担う。
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】ERP/MES/APSの階層関係【考え方】ERPは企業全体の経営資源管理、MESは製造現場の実行管理(作業指示・実績収集)、APSは制約を考慮した計画最適化・スケジューリングを担う。三者を階層的に連携させることで計画から現場までをつなぐ。【選択肢解説】ERPが実行管理、MESが資源管理とするのは役割が逆であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】APSが会計管理、ERPがスケジューリングとするのは誤りであるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】ERP・MES・APSの役割分担を正しく説明しており正しい。
・D
【選択肢解説】MESとAPSの役割が逆であるため、正しくない。
関連過去問:R4,問9
問20:生産情報システムの導入に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:システムを導入すれば、業務プロセスの標準化やマスタ整備は不要になる。
- B:入力データの正確さは、システムの管理精度には影響しない。
- C:リアルタイム性が高いほど、現場変化への対応はしにくくなる。
- D:生産情報システムの導入では、業務プロセスの標準化やマスタデータ整備が重要である。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】生産情報システム導入の留意点【考え方】生産情報システムの導入では、業務プロセスの標準化やマスタデータの整備が重要である。入力データが不正確では適切な管理は難しく、リアルタイム性が高いほど現場変化への対応がしやすくなる。【選択肢解説】導入時こそ業務標準化やマスタ整備が重要であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】入力データの正確さは管理精度に影響するため、正しくない。
・C
【選択肢解説】リアルタイム性が高いほど対応はしやすくなるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】業務標準化やマスタ整備が重要であるという説明であり正しい。
関連過去問:R4,問9

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