問16:VEにおける機能や実施時期に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:製品が果たすべき本質的な働きを二次機能、それを補助する働きを基本機能という。
- B:開発・設計段階で行うVEを2ndルックVE、量産段階のものを0ルックVEという。
- C:VEでは機能を金額で表現することはできず、定性的にのみ評価する。
- D:製品の企画・開発段階で行うVEは、量産段階に行うものより価値向上の自由度が大きい。
【第16問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】VEの機能と実施時期【考え方】基本機能は本質的な働き、二次機能は補助的な働きを指す。企画段階の0ルックVE、開発設計段階の1stルックVE、量産段階の2ndルックVEと進むほど自由度は小さくなる。機能は金額でも評価する。【選択肢解説】本質的な働きは基本機能、補助的な働きは二次機能であるため、正しくない。
・B
【選択肢解説】0ルックは企画段階、2ndルックは量産段階であり説明が逆であるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】VEでは機能を金額(機能評価値)でも評価するため、正しくない。
・D
【選択肢解説】早い段階のVEほど価値向上の自由度が大きいという説明であり正しい。
関連過去問:R2,問9
問17:ある製品を月間で生産するために必要な設備台数を求める。条件が下記のとおりであるとき、最低限必要な設備台数として、最も適切なものはどれか。
資料:月間必要生産量 9,600個/1台1時間あたりの生産能力 20個/設備1台の月間稼働可能時間 200時間
- A:3台
- B:2台
- C:2.4台
- D:4台
【第17問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】必要設備台数の算定【考え方】設備1台の月間生産能力は20個×200時間=4,000個。必要台数は月間必要生産量÷1台の月間能力=9,600÷4,000=2.4となり、端数は切り上げて3台が必要になる。【選択肢解説】2.4台を切り上げた3台であり正しい。
・B
【選択肢解説】必要台数の端数を切り捨てており、正しくない。
・C
【選択肢解説】端数を切り上げず小数のままとしており、正しくない。
・D
【選択肢解説】1台あたり能力の算定を誤っており、正しくない。
関連過去問:R4,問6
問18:標準化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:標準作業を定める目的は、作業者の創意工夫や改善を完全に排除することにある。
- B:標準作業は品質と効率を一定に保つ基準であり、改善活動の出発点にもなる。
- C:標準化を進めると、誰が作業しても品質がばらつくようになる。
- D:標準化は製造工程にのみ適用でき、事務作業やサービス業には応用できない。
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】標準化【考え方】標準化は誰が作業しても一定の品質・効率を確保するために作業方法を定めるもの。改善の基準となり、改善後は新たな標準として更新される。製造以外にも応用できる。【選択肢解説】標準化は改善の基準となり創意工夫を排除するものではないため、正しくない。
・B
【選択肢解説】標準作業が品質・効率の基準かつ改善の出発点になるという説明であり正しい。
・C
【選択肢解説】標準化は品質を安定させばらつきを抑えるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】標準化は事務・サービス業にも応用できるため、正しくない。
関連過去問:R1,問8
問19:ある工場で改善を行い、産出量と延べ労働時間が下記のように変化した。労働生産性の変化として、最も適切なものはどれか。
資料:改善前 産出量1,000個・延べ労働時間200時間/改善後 産出量1,200個・延べ労働時間200時間
- A:10%増加
- B:変化なし
- C:20%増加
- D:20%減少
【第19問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】労働生産性の変化率【考え方】労働生産性は産出量÷延べ労働時間。改善前は1,000÷200=5、改善後は1,200÷200=6。(6−5)÷5=0.2で20%の増加となる。【選択肢解説】産出量の増加率を誤って計算しており、正しくない。
・B
【選択肢解説】労働時間が一定でも産出量が増えれば生産性は上がるため、正しくない。
・C
【選択肢解説】生産性が5から6へ上がり20%増加であり正しい。
・D
【選択肢解説】生産性は増加しているため、正しくない。
関連過去問:R4,問11
問20:継続的改善(カイゼン)とその進め方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:カイゼンは、大規模な設備投資による一度きりの飛躍的改善のみを指す。
- B:改善活動では、効果確認を省略しても標準化まで進めれば十分である。
- C:PDCAサイクルのCはChange(変更)を表し、計画の全面変更を意味する。
- D:改善は現状把握・原因分析・対策・効果確認の流れで進め、有効な対策を標準に反映する。
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】継続的改善【考え方】カイゼンは小さな改善を継続的に積み重ねる活動である。PDCAのCはCheck(確認)で、効果確認を経て有効な対策を標準へ反映し、次の改善へつなげる。【選択肢解説】カイゼンは小さな改善の継続的な積み重ねを含むため、正しくない。
・B
【選択肢解説】効果確認は改善の定着に不可欠であり省略できないため、正しくない。
・C
【選択肢解説】PDCAのCはCheck(確認)であるため、正しくない。
・D
【選択肢解説】改善の流れと標準への反映を正しく説明しており正しい。
関連過去問:R1,問8

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