問36:追加受注の可否判断の考え方として最も適切なものはどれか。
- A:既に発生した固定費(埋没原価)で判断する
- B:追加で発生する変動費や機会費用で判断し、限界利益がプラスなら固定費回収に貢献する
- C:全部原価が黒字でなければ必ず断る
【第36問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:既に発生した固定費は埋没原価であり、追加受注の可否判断には含めません。
・B:正解はBです。追加受注の可否は、既に発生した固定費(埋没原価)ではなく、追加で発生する変動費・機会費用で判断します(差額原価収益分析)。限界利益がプラスなら固定費回収に貢献するため、赤字受注でも受ける判断がありえます。 【試験対策】固定費(埋没原価)ではなく差額(変動費・機会費用)で判断しましょう。
・C:限界利益がプラスなら固定費回収に貢献するため、全部原価が黒字でなくても受ける判断がありえます。
関連過去問:R7,問20
問37:損益分岐点売上高の式として最も適切なものはどれか。
- A:固定費÷変動費率
- B:変動費÷限界利益率
- C:固定費÷限界利益率
【第37問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:分母は限界利益率であり、変動費率ではありません。
・B:分子は固定費であり、変動費ではありません。
・C:正解はCです。損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率で、売上高と総費用が等しく利益がゼロになる点です。分母の限界利益率は売上高1円あたり固定費回収と利益に回る割合を表します。 【試験対策】分母は限界利益率であり、変動費率や粗利益率ではありません。
関連過去問:R7,問20/R6,問9
問38:限界利益率に関する説明として最も適切なものはどれか。
- A:限界利益÷売上高で表され、1-変動費率に等しい
- B:変動費÷売上高で表される
- C:変動費率が下がると限界利益率も下がる
【第38問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。限界利益率=限界利益÷売上高=1-変動費率です。変動費率が下がると限界利益率は上がり、両者は逆方向に動きます。 【試験対策】限界利益率と変動費率は逆方向に動く点を押さえましょう。
・B:変動費÷売上高は変動費率であり、限界利益率ではありません。
・C:変動費率が下がると限界利益率(=1-変動費率)は上がります。下がるは誤りです。
関連過去問:R7,問20/R6,問9
問39:設備投資などで固定費が増加したとき、損益分岐点売上高はどう動くか。
- A:上がる(より多く売らないと採算が取れなくなる)
- B:下がる
- C:変わらない
【第39問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率なので、分子の固定費が増えれば値は大きくなり、損益分岐点は上がって採算は悪化します。 【試験対策】「下がる」は誤り。固定費増→より多く売る必要が生じます。
・B:固定費が増えると損益分岐点売上高は上がるため、下がるは誤りです。
・C:固定費の増加は分子を大きくするため、損益分岐点は変わらずではなく上がります。
関連過去問:R7,問20/R6,問9
問40:採算判断を行う際の基本的な考え方として最も適切なものはどれか。
- A:固定費のみで判断する
- B:費用を固定費と変動費に分け、限界利益で考える
- C:費用を分けず全部原価だけで判断する
【第40問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:固定費のみでは採算判断はできず、変動費と分けて限界利益で考えます。
・B:正解はBです。採算判断は費用を固定費と変動費に分解(固変分解)し、限界利益で考えるのが基本です。全部原価で判断すると誤ることがあります。 【試験対策】固定費・変動費・限界利益を分けて考えましょう。
・C:全部原価だけで判断すると採算判断を誤ることがあり、固変分解が必要です。
関連過去問:R7,問20/R6,問9

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