問31:WACCが低下すると、将来キャッシュ・フローの現在価値は一般にどうなるか。
- A:小さくなる
- B:変わらない
- C:大きくなる
【第31問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:WACCが低下すると現在価値はむしろ大きくなる。
・B:割引率が変われば現在価値も変わるため、不変ではない。
・C:正解はCです。割引率が下がると同じCFでも現在価値は大きくなる。【試験対策】割引率と現在価値は逆方向。
関連過去問:R7,問16
問32:WACCが上昇すると、投資案のNPVは一般にどうなるか。
- A:変わらない
- B:上昇する
- C:低下する
【第32問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:割引率が変わればNPVも変わるため、不変ではない。
・B:WACCが上昇するとNPVはむしろ低下する。
・C:正解はCです。割引率が上がり将来CFの現在価値が小さくなるため、NPVは低下する。【試験対策】資本コスト上昇は投資判断を厳しくする。
関連過去問:R7,問16
問33:WACCを計算する際、各資本の比率は簿価と時価のどちらを用いることが理論上望ましいか。
- A:時価
- B:簿価
- C:取得原価
【第33問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。資本構成比率は市場価値(時価)を用いるのが理論上望ましい。【試験対策】負債コストは税引後を用いる点も併せて押さえる。
・B:簿価は理論上望ましくなく、時価を用いる。
・C:取得原価は簿価の基礎で、時価とは異なる。
関連過去問:R7,問16
問34:投資案のリスクが既存事業より高い場合、割引率はWACCより高めにすべきか低めにすべきか。
- A:低めにすべき
- B:高めにすべき
- C:WACCのまま
【第34問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:リスクが高い案に低めの割引率を用いると判断が甘くなり、誤り。
・B:正解はBです。リスクが高い案にはリスクプレミアムを上乗せし、WACCより高めの割引率を用いる。【試験対策】WACCは既存事業の平均リスクを反映。
・C:リスクが大きく異なる場合はWACCのままでは不適切である。
関連過去問:R7,問16
問35:税や倒産コストのない完全市場では、企業価値は資本構成に影響されないとする理論を何というか。
- A:トレードオフ理論
- B:MM理論
- C:ペッキングオーダー理論
【第35問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:トレードオフ理論は節税効果と倒産コストの均衡で最適構成を説明する理論である。
・B:正解はBです。完全市場で資本構成が企業価値に無関係とするのがMM理論である。【試験対策】命題Ⅰ・Ⅱを整理する。
・C:ペッキングオーダー理論は内部資金→負債→株式の調達順序を説明する理論である。
関連過去問:R1,問22

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