問11:以下の資料に基づき、標準原価計算における材料価格差異として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・標準価格 100円/kg
・実際価格 110円/kg
・実際消費量 500kg
- A:有利差異5,000円
- B:不利差異55,000円
- C:不利差異50,000円
- D:不利差異5,000円
【第11問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】材料価格差異((実際価格-標準価格)×実際消費量)の計算と、有利・不利の判定を問う。【考え方】材料価格差異=(実際価格-標準価格)×実際消費量=(110-100)×500=5,000円。実際価格が標準価格を上回るため不利差異となる。【選択肢解説】実際価格が標準価格を上回るため不利差異であり、有利差異とするのは方向の誤り。
・B
【選択肢解説】実際価格×実際消費量を差異とした誤りで、110×500=55,000円。
・C
【選択肢解説】標準価格×実際消費量を差異とした誤りで、100×500=50,000円。
・D
【選択肢解説】正しい。(110-100)×500=5,000円の不利差異。
関連過去問:R7,問11
問12:以下の資料に基づき、標準原価計算における作業時間差異として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・標準賃率 1,000円/時間
・標準作業時間 480時間
・実際作業時間 500時間
- A:不利差異20,000円
- B:有利差異20,000円
- C:不利差異500,000円
- D:不利差異480,000円
【第12問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】作業時間差異((実際作業時間-標準作業時間)×標準賃率)の計算と、有利・不利の判定を問う。【考え方】作業時間差異=(実際作業時間-標準作業時間)×標準賃率=(500-480)×1,000=20,000円。実際作業時間が標準を上回るため不利差異となる。【選択肢解説】正しい。(500-480)×1,000=20,000円の不利差異。
・B
【選択肢解説】実際作業時間が標準を上回るため不利差異であり、有利差異とするのは方向の誤り。
・C
【選択肢解説】実際作業時間×標準賃率を差異とした誤りで、500×1,000=500,000円。
・D
【選択肢解説】標準作業時間×標準賃率を差異とした誤りで、480×1,000=480,000円。
関連過去問:R7,問11
問13:以下の資料に基づき、製造間接費配賦差異として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・予定配賦率 200円/時間
・実際作業時間 500時間
・製造間接費の実際発生額 110,000円
- A:有利差異10,000円
- B:不利差異210,000円
- C:不利差異10,000円
- D:不利差異100,000円
【第13問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】製造間接費配賦差異(予定配賦額-実際発生額)の計算と、配賦不足(不利差異)の判定を問う。【考え方】予定配賦額=200×500=100,000円。配賦差異=予定配賦額-実際発生額=100,000-110,000=△10,000円。予定配賦額が実際発生額を下回るため配賦不足であり、不利差異となる。【選択肢解説】予定配賦額が実際発生額を下回る配賦不足であり不利差異のため、有利差異とするのは方向の誤り。
・B
【選択肢解説】予定配賦額と実際発生額を加算した誤りで、100,000+110,000=210,000円。
・C
【選択肢解説】正しい。100,000-110,000=△10,000円の不利差異。
・D
【選択肢解説】予定配賦額そのものを差異とした誤りで、100,000円。
関連過去問:R7,問11
問14:以下の資料に基づき、全部原価計算の営業利益が直接原価計算の営業利益を上回る金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・当期の固定製造原価 200,000円
・生産量 1,000個、販売量 800個(期首製品在庫は0)
- A:200,000円
- B:40,000円
- C:0円
- D:160,000円
【第14問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】生産量が販売量を上回る場合、全部原価計算では固定製造原価の一部が期末在庫に配賦され次期へ繰り延べられるため、全部原価計算の営業利益が直接原価計算より大きくなる。その差額の計算を問う。【考え方】固定製造原価の製品1個当たり配賦額=200,000÷1,000=200円。期末製品在庫=生産1,000-販売800=200個。全部原価計算では固定製造原価200円×200個=40,000円が在庫として次期に繰り延べられるため、全部原価計算の営業利益は直接原価計算より40,000円大きくなる。【選択肢解説】固定製造原価の全額を差額とした誤りで、200,000円。
・B
【選択肢解説】正しい。固定費単価200円×期末在庫200個=40,000円。
・C
【選択肢解説】生産量が販売量を上回る場合は差が生じるため、差がないとするのは誤り。
・D
【選択肢解説】販売量分の固定費(200×800)を差額とした誤りで、160,000円。
関連過去問:R7,問4
問15:原価計算に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:支払利息などの財務費用は、製品原価を構成する原価要素である。
- B:原価計算の目的は財務諸表の作成のみであり、原価管理には用いられない。
- C:支払利息や臨時的な損失などの非原価項目は、製品原価を構成しない。
- D:仕掛品とは、完成した製品のうち未販売のものをいう。
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】原価計算の目的、非原価項目の範囲、仕掛品の意味を問う。【考え方】製品原価に含めるべき原価と含めない項目、原価計算の目的を確認する。【選択肢解説】支払利息などの財務費用は非原価項目であり、製品原価を構成するとする記述は誤り。
・B
【選択肢解説】原価計算は財務諸表作成のほか原価管理や利益計画にも用いられるため、作成のみとする記述は誤り。
・C
【選択肢解説】正しい。支払利息や臨時的な損失などの非原価項目は製品原価を構成しない。
・D
【選択肢解説】仕掛品とは製造途中の未完成品をいい、完成した未販売品(製品)とする記述は誤り。
関連過去問:R7,問3

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