問11:以下の資料に基づき、退職給付に係る負債として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・退職給付債務 1,000
・年金資産 700
- A:700
- B:1,700
- C:300
- D:1,000
【第11問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】退職給付に係る負債(退職給付債務-年金資産)の計算を問う。【考え方】退職給付に係る負債=退職給付債務-年金資産=1,000-700=300。【選択肢解説】年金資産そのものを答えた誤りで、700。
・B
【選択肢解説】退職給付債務と年金資産を加算した誤りで、1,000+700=1,700。
・C
【選択肢解説】正しい。1,000-700=300。
・D
【選択肢解説】退職給付債務そのものを答えた誤りで、1,000。
関連過去問:R6,問7
問12:以下の資料に基づき、当期の利息費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資料】
・期首の退職給付債務 1,000
・割引率 2%
- A:2
- B:200
- C:1,020
- D:20
【第12問:正解と解説】
正解:D
・A
【論点】退職給付会計における利息費用(期首退職給付債務×割引率)の計算を問う。【考え方】利息費用=期首退職給付債務×割引率=1,000×0.02=20。【選択肢解説】割引率を0.2%と取り違えた誤りで、1,000×0.002=2。
・B
【選択肢解説】割引率を20%と取り違えた誤りで、1,000×0.2=200。
・C
【選択肢解説】期首債務に利息を加えた残高を答えた誤りで、1,000+20=1,020。
・D
【選択肢解説】正しい。1,000×0.02=20。
関連過去問:R6,問7
問13:棚卸資産の低価法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:棚卸資産は、期末の正味売却価額が取得原価を下回った場合、正味売却価額まで切り下げ、差額を評価損として計上する。
- B:正味売却価額が取得原価を上回った場合、その差額を評価益として計上する。
- C:低価法における正味売却価額は、売価に見積追加製造原価と販売直接経費を加算して求める。
- D:収益性が低下しても、棚卸資産は常に取得原価で評価する。
【第13問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】棚卸資産の低価法(正味売却価額までの切下げ)と、切上げを行わない点、正味売却価額の算定方法を問う。【考え方】収益性低下時の評価と、正味売却価額の求め方を確認する。【選択肢解説】正しい。正味売却価額が取得原価を下回った場合、正味売却価額まで切り下げて評価損を計上する。
・B
【選択肢解説】取得原価を上回っても切り上げは行わないため、評価益を計上するとする記述は誤り。
・C
【選択肢解説】正味売却価額は売価から見積追加製造原価と販売直接経費を控除して求めるため、加算するとする記述は誤り。
・D
【選択肢解説】収益性が低下した場合は評価損を計上するため、常に取得原価で評価するとする記述は誤り。
関連過去問:R7,問4
問14:減価償却の方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:定額法は、未償却残高に一定の償却率を乗じて償却費を計算する方法である。
- B:定率法は初期に多く後期に少なく償却するのに対し、定額法は毎期均等額を償却する。
- C:定率法では、耐用年数が経過しても未償却残高は減少しない。
- D:200%定率法の償却率は、定額法の償却率と常に等しい。
【第14問:正解と解説】
正解:B
・A
【論点】定額法と定率法の計算構造と償却パターンの違い、200%定率法の償却率を問う。【考え方】各方法の毎期の償却費の推移と、償却率の関係を確認する。【選択肢解説】未償却残高に償却率を乗じるのは定率法であり、定額法の説明として誤り。
・B
【選択肢解説】正しい。定率法は初期に多く後期に少なく、定額法は毎期均等額を償却する。
・C
【選択肢解説】定率法でも償却により未償却残高は減少するため、減少しないとする記述は誤り。
・D
【選択肢解説】200%定率法の償却率は定額法の償却率の2倍であり、常に等しいとする記述は誤り。
関連過去問:R7,問4
問15:減損会計に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A:減損損失は、いったん計上した後に回収可能価額が回復した場合、戻し入れる。
- B:減損損失は、帳簿価額が回収可能価額を上回った場合ではなく、下回った場合に計上する。
- C:減損会計は、減損の兆候の把握、減損損失の認識の判定、減損損失の測定という手順で行い、計上後の戻入れは行わない。
- D:回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれか低い方をいう。
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
【論点】減損会計の手順(兆候→認識→測定)、減損損失の計上条件、戻入れ禁止、回収可能価額の定義を問う。【考え方】減損の判定プロセスと、計上後の取扱いを確認する。【選択肢解説】日本基準では減損損失の戻入れは行わないため、戻し入れるとする記述は誤り。
・B
【選択肢解説】減損損失は帳簿価額が回収可能価額を上回る場合に計上するため、下回った場合とする記述は誤り。
・C
【選択肢解説】正しい。兆候の把握・認識の判定・測定の手順で行い、計上後の戻入れは行わない。
・D
【選択肢解説】回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い方であり、低い方とする記述は誤り。
関連過去問:R7,問4

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