経営情報システム ⑦応用編_情報化戦略と経営システム21問〜25問

問21:クラウド活用において「ベンダーロックイン」を防ぐための設計思想は何か。

  • A:特定のクラウド固有機能に依存しない「マルチクラウド/ポータブルな設計」
  • B:全てのシステムを一つのクラウドに集約すること
  • C:契約書を分厚くすること
  • D:システムを全く変更しないこと
  • E:ベンダーの営業担当を変えること
【第21問:正解と解説】

正解:Option_A
【解説】
・A:技術的な依存度を下げて移行可能性を高めるため適切。
・B:集約はロックインを助長するため不適切。
・C:契約の問題ではなく不適切。
・D:変更しないはクラウドの利点を活かせず不適切。
・E:担当変更は本質的な設計対策ではないため不適切。


問22:サプライチェーン・マネジメントにおいて「リードタイム」を短縮する経済的メリットは何か。

  • A:在庫回転率が上がり、キャッシュフローが改善すること
  • B:製品の品質が直接向上すること
  • C:物流ネットワークのコストが固定されること
  • D:受注量が自動的に増加すること
  • E:従業員の残業時間が必ずゼロになること
【第22問:正解と解説】

正解:Option_A
【解説】
・A:在庫コスト低減と資金効率向上であり適切。
・B:不適切:品質向上はリードタイム短縮の間接的効果として生じる場合もありますが、主たる経済的メリットは在庫削減・資金効率の改善です。
・C:不適切:物流コストの固定化はリードタイム短縮の効果ではありません。むしろ柔軟な発注が可能になることで在庫コストが変動します。
・D:不適切:リードタイム短縮は需要に対する対応力を高めますが、受注量が自動的に増加するわけではありません。
・E:不適切:業務効率化により残業削減につながる場合はありますが、必ずゼロになるとは限らず、リードタイム短縮の主な経済的メリットとは言えません。


問23:情報セキュリティ基本方針において「経営者」が果たすべき役割はどれか。

  • A:ウイルス定義ファイルを更新すること
  • B:セキュリティの重要性を理解し、組織的な体制と予算を確立・維持すること
  • C:サーバーにログインすること
  • D:PCの初期設定をすること
  • E:パスワードを定期的に変更すること
【第23問:正解と解説】

正解:Option_B
【解説】
・A:作業は現場の役割であり不適切。
・B:経営資源の配分と統治の責任者であり適切。
・C:作業者の仕事であり不適切。
・D:作業者の仕事であり不適切。
・E:従業員の義務であり不適切。


問24:CRMツールで「チャーンレート(解約率)」を分析する目的は何か。

  • A:新規顧客の獲得数を増やすこと
  • B:営業担当者の人数を増やすこと
  • C:既存顧客の離脱を防ぎ、収益性を安定させること
  • D:PCの販売数を増やすこと
  • E:WebサイトのPVを増やすこと
【第24問:正解と解説】

正解:Option_C
【解説】
・A:獲得は別の指標であり不適切。
・B:人数管理ではなく不適切。
・C:既存顧客維持は収益の安定に直結するため適切。
・D:販売数管理ではないため不適切。
・E:PV増は目的の一部に過ぎず解約防止が主目的のため不適切。


問25:ITガバナンスと情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の関係性はどれか。

  • A:全く無関係である
  • B:同じ意味である
  • C:ISMSがITガバナンスを包括している
  • D:ITガバナンスを支える基盤の一つとしてISMSがある
  • E:ITガバナンスは不要になる
【第25問:正解と解説】

正解:Option_D
【解説】
・A:関係はあるため不適切。
・B:別概念であり不適切。
・C:包含関係が逆であり不適切。
・D:ISMSは情報リスク管理の統制基盤であり適切。
・E:ITガバナンスは必須であり不適切。


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