経営情報システム ⑥初級編_クラウド_最新ITトレンド11問〜15問

問11:クラウドにおける「スケーラビリティ」の説明として適切なものはどれか。

  • A:負荷の増減に応じてコンピューティングリソース(CPU・メモリ・ストレージ)を柔軟に増減できる能力
  • B:クラウドサービスを長期間にわたって安定的に稼働させ続けること(可用性の説明)
  • C:物理サーバーの台数を段階的に増やすことでシステム全体の処理能力を拡張すること(スケールアウトの一手法)
  • D:ネットワーク帯域を固定値で確保し、通信速度を保証すること(SLAの説明)
  • E:クラウドの物理的なデータセンターの所在地を世界中に分散させることで冗長性を確保すること
【第11問:正解と解説】

正解:Option_A
【解説】
・A:適切:スケーラビリティ(Scalability)とはシステムの負荷増加時にリソースを素早く拡張(スケールアップ・スケールアウト)し、負荷減少時に縮小(スケールイン・スケールダウン)できる柔軟な能力です。クラウドの主要なメリットの一つです。
・B:不適切:長期間安定稼働させる能力は「可用性(Availability)」の説明です。スケーラビリティは負荷変動に応じたリソースの増減能力を指します。
・C:不適切:物理サーバーの台数を増やすことはオンプレミス環境でのスケールアウトの手法ですが、スケーラビリティそのものの定義(負荷変動への柔軟な対応能力)の説明としては不完全です。
・D:不適切:ネットワーク帯域の保証はQoS(Quality of Service)やSLA(サービスレベル合意)の概念であり、スケーラビリティ(リソースの増減能力)とは異なります。
・E:不適切:データセンターの地理的分散は「可用性・冗長性」に関する概念であり、スケーラビリティ(負荷に応じたリソース増減能力)の説明とは異なります。


問12:「フィンテック(FinTech)」の領域として適切なものはどれか。

  • A:情報通信と金融の融合
  • B:工場における物流管理
  • C:農業における生産性向上
  • D:医療における遠隔診断
  • E:教育における学習管理
【第12問:正解と解説】

正解:Option_A
【解説】
・A:金融と技術の融合であり適切。
・B:物流テックの説明であり不適切。
・C:アグリテックの説明であり不適切。
・D:メドテックの説明であり不適切。
・E:エドテックの説明であり不適切。


問13:クラウド利用時、認証を強化するために用いられる「多要素認証」の例はどれか。

  • A:パスワードのみを複雑にする
  • B:ブラウザを常に最新にする
  • C:ユーザーIDのみを入力する
  • D:パスワードとワンタイムパスワードを組み合わせる
  • E:パスワードを定期的に変更する
【第13問:正解と解説】

正解:Option_D
【解説】
・A:パスワードだけでは単一要素のため不適切。
・B:セキュリティ対策の一種だが認証強化ではないため不適切。
・C:IDだけでは認証として不十分であり不適切。
・D:知識情報と所持情報の組み合わせであり適切。
・E:運用の話であり認証技術そのものではないため不適切。


問14:「ブロックチェーン」技術の最大の特徴はどれか。

  • A:中央管理サーバーによる一括管理
  • B:データの改ざんが非常に困難であること
  • C:処理速度が極めて速いこと
  • D:データ容量が小さいこと
  • E:特定の個人しかアクセスできないこと
【第14問:正解と解説】

正解:Option_B
【解説】
・A:分散管理が特徴であり不適切。
・B:分散台帳により改ざんが困難であり適切。
・C:ブロックチェーンは処理速度に課題がある場合が多く不適切。
・D:容量は巨大になる場合が多く不適切。
・E:公開性が高い(パブリックチェーン)場合も多いため不適切。


問15:「オープンデータ」に関する記述として適切なものはどれか。

  • A:特定の企業が独占的に保有するデータ
  • B:著作権が存在せず再利用が禁止されているデータ
  • C:行政機関などが公開し誰でも自由に利用可能なデータ
  • D:有料でしか入手できない統計データ
  • E:パスワードで保護された社内データ
【第15問:正解と解説】

正解:Option_C
【解説】
・A:独占はオープンではないため不適切。
・B:再利用可能がオープンデータの定義であり不適切。
・C:公共データとして再利用を前提としているため適切。
・D:有料はクローズドデータであり不適切。
・E:保護されているため不適切。


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