企業経営理論 ⑨初級編_マーケティング・ミックス6問〜10問

問6:4Pの「Product(製品)」戦略において、競合他社と比較して自社製品の「強み」を明確にするために不可欠な分析はどれか。

  • A:オフィスの家賃調査
  • B:ターゲット顧客が求める価値(ニーズ)と、競合他社が提供している価値の比較分析
  • C:社員の制服の色の好み調査
  • D:製品の梱包材の重さ比較
  • E:会社のロゴマークのフォント調査
【第6問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・B:製品戦略は顧客の課題解決が起点となるため、顧客が何を求め、競合が何を提供しているかを理解した上で、自社だけが提供できる価値を明確にすることが必須であるため正解。
・A・C・D・E:これらは製品の本質的な価値とは関係が薄いか、マーケティング戦略として優先度が低いです。


問7:4Pの「Price(価格)」戦略において、あえて高価格を設定することで「高品質・高級感」というブランドイメージを形成する手法を何と呼ぶか。

  • A:ペネトレーション・プライシング(浸透価格政策)
  • B:プレステージ・プライシング(威光価格政策)
  • C:コスト・プラス法
  • D:ダイナミック・プライシング
  • E:フリーミアム
【第7問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・B:プレステージ・プライシングは、高い価格そのものが品質やステータスの証として顧客に認識されることを狙った戦略であり、高級品やブランド品でよく用いられるため正解。
・A:低価格で一気にシェアを奪う戦略です。


問8:4Pの「Place(流通)」戦略において、「直接流通(直販)」と「間接流通」の決定的な違いは何か。

  • A:製品の製造コスト
  • B:製品を卸売業者や小売店を介して届けるか、メーカーから直接顧客に届けるかというチャネルの違い
  • C:製品の色やデザイン
  • D:広告の種類
  • E:製品の重量
【第8問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・B:流通チャネルの選択は、誰を通じて顧客に届けるか(間接流通)か、自社の力で直接届けるか(直接流通)のどちらを選択するかで、利益率や顧客接点の管理範囲が大きく変わるため正解。


問9:4Pの「Promotion(販売促進)」における「プル型戦略」と「プッシュ型戦略」の基本的な違いはどれか。

  • A:製品を安くするか高くするか
  • B:広告で顧客から指名買いを促す(プル)か、流通業者に働きかけて棚に置いてもらう(プッシュ)か
  • C:実店舗かオンラインか
  • D:ロゴのデザイン
  • E:従業員の人数
【第9問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・B:プル型は消費者に直接働きかけて需要を喚起し、プッシュ型は小売店や卸売業者に働きかけて販売を強化するという、ターゲットとなる対象が異なるため正解。


問10:4Pにおいて、全ての要素(製品・価格・流通・販売促進)が「整合性」を持つ必要がある理由は何か。

  • A:会社のロゴが綺麗に見えるから
  • B:バラバラな戦略だと、ターゲット顧客に「どのような価値があるブランドなのか」が伝わらず、混乱を招くから
  • C:広告代理店が喜ぶから
  • D:製品が壊れなくなるから
  • E:オフィスが綺麗になるから
【第10問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・B:マーケティング・ミックスの各要素は互いに補完し合う関係であり、戦略に一貫性がないと、ブランドの強みが相殺され、顧客への訴求力が著しく低下するため正解。


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