企業経営理論⑧初級編_STP分析6問〜10問

問6:セグメンテーションの変数の一つである「サイコグラフィック変数」に含まれるものはどれか。

  • A:居住地域、都市規模
  • B:年齢、性別、所得
  • C:ライフスタイル、性格、価値観、志向性
  • D:製品の使用頻度、買い替え時期
  • E:求めるベネフィット(便益)
【第6問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:地理的変数です。
・B:人口動態変数(デモグラフィック変数)です。
・C:サイコグラフィック変数は、消費者の心理的側面やライフスタイルに基づいて分類するものであり正解。
・D・E:これらは行動変数に含まれます。


問7:STP分析における「ターゲティング」の基準の一つである「6R」に含まれないものはどれか。

  • A:Realistic(有効規模)
  • B:Rival(競合状況)
  • C:Reach(到達可能性)
  • D:Response(測定可能性)
  • E:Ranking(優先順位)
【第7問:正解と解説】

正解:E
【解説】
・A・B・C・D:これらはターゲティングの評価基準である「6R(Realistic, Rival, Reach, Response, Rank/Rating, Robustnessなど)」に含まれる要素です。
・E:「Ranking」という名称の独立したRは6Rの定型リストには通常含まれないため正解(※6RにはRank=優先順位付けを含める場合もありますが、一般的に選択肢の中で他と比較した際に「E」が最も不適切として設定されています)。


問8:ポジショニングマップを作成する際、縦軸と横軸に設定する項目として最も適切なものはどれか。

  • A:自社の都合だけで決めた、全く関連性のない指標
  • B:ターゲット顧客が製品を選ぶ際に重要視する「購入決定要因」となる軸
  • C:競合他社が公表していない、社外秘の情報
  • D:製品の製造コストと工場の電気代
  • E:製品の重量と箱のサイズだけ
【第8問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A・D・E:ポジショニングマップは顧客の認識を可視化するためのものであり、重要度の低い指標や無関係な指標は不適切。
・B:ポジショニングマップの軸は、顧客が何を基準に製品を選んでいるか(例:価格と品質、機能性とデザイン性など)という、顧客の購買決定要因を用いるのが最も効果的であるため正解。
・C:競合分析は重要ですが、マップの軸そのものは顧客視点で設定されるべきです。


問9:STP分析を行う際の順序として、最も一般的な流れはどれか。

  • A:ターゲティング → ポジショニング → セグメンテーション
  • B:ポジショニング → ターゲティング → セグメンテーション
  • C:セグメンテーション → ターゲティング → ポジショニング
  • D:ポジショニング → セグメンテーション → ターゲティング
  • E:どの順序でも結果は同じになる
【第9問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・C:STP分析は、まず市場を細分化し(Segmentation)、その中からターゲットを絞り込み(Targeting)、そのターゲットに対して自社の立ち位置を明確にする(Positioning)という論理的な順序で行うため正解。
・A・B・D:これらは逆の順序やバラバラの順序であり、論理的に整合しません。
・E:分析の目的からして順序には意味があります。


問10:STP分析において、自社が狙うターゲットを絞り込む際に「セグメントの有効性」を判断する指標である「6R」の「Response(反応)」が意味することは何か。

  • A:そのセグメントの顧客数が十分に多いこと
  • B:そのセグメントへマーケティング施策を行った際、顧客がどのような反応(購入など)を示すか測定できること
  • C:競合他社がどれくらい参入しているか
  • D:そのセグメントへ広告を届ける手段があるか
  • E:そのセグメントの顧客がリーダー的な存在であること
【第10問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:これは「Realistic(有効規模)」の説明です。
・B:Responseは、マーケティング活動(販促やキャンペーン)に対して、ターゲット顧客がどのような反応を示すかを測定・予測可能かを確認する指標であるため正解。
・C:これは「Rival(競合状況)」です。
・D:これは「Reach(到達可能性)」です。
・E:これらを直接指すRは6Rに含まれません。


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